安全に女性ホルモンを増やそう!サプリメントの基礎知識

この記事の監修者

管理栄養士・日本抗加齢医学会認定指導士篠原絵里佳

サプリメント

近年、健康や美容をサポートするためのサプリメントが数多く出回っていますが、サプリメントの魅力はなんといっても身体に不足している成分を手軽に補えること。毎日忙しく、なかなか食事から必要な栄養素が摂れない方にとっては人気のアイテムです。

今回は、そのなかでも女性ホルモン様の働きをする食品やサプリメントに注目し、その特徴や利用の際の注意点をご紹介いたします。

安全性が評価されたサプリメントを選ぶ

女性は、加齢に伴い卵巣機能によるホルモンバランスが衰えることで、精神的、身体的な不調に悩まされてしまいます。具体的にはホットフラッシュや動悸・息切れ、不眠、便秘、下痢などの症状がみられます。

近年では、20代、30代の女性の間でも、過度なダイエットや偏食、ストレスによってこれらの症状に似た不定愁訴(原因不明の不調)を訴える方が急増しているとか。

そこで、女性ホルモン様作用を持つ食品やサプリメントが注目され、市場に投入されているというわけです。例えば大豆から抽出されるポリフェノール「イソフラボン類」含有のものや、タイに自生する豆科の植物プエラリアの根から抽出された「ミロエステロール」含有のものがあります。

これらはいずれも植物性エストロゲン(Phytoestrogen/フィト・エストロゲン)と呼ばれ、いわゆる人間のエストロゲンに近い生理活性が期待されています。

ただし、プエラリアは作用が強力で、特にバストアップなどの目的で摂取する方が多くいらっしゃいますが、日本国内における基準がなく、タイ国内でも所持や販売・研究などに関する規制があるため、服用の際は注意が必要です。また、日本国内では「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品について、2017年7月13日に国民生活センターより注意喚起がなされています。

その点、みなさんもご存知のイソフラボンは、女性ホルモン様の作用をもちながら、エストロゲンが過剰な場合にはその働きを抑えるという拮抗作用をもっており、厚生労働省や食品安全委員会によって安全性評価を行い、安心して摂取できるよう環境が整備されています。

ただし、サプリメントでイソフラボンを摂取する場合は1日に30mg程度までにして下さい。食品からのイソフラボンを摂取する目安量が1日あたり70~75mgとなりますので、バランスよく上手に活用することが大切です。

自然に近い形でホルモンバランスを整える

近年、更年期障害の治療にはホルモン補充療法(HRT)と言われるホルモン剤の投与が有効とされ、ホルモン剤と抗うつ剤などを同時に処方し、症状の緩和を促しています。

できるだけ薬に頼らず更年期を乗り切りたい方は、効果も穏やかで、安全性が確認されている研究データが豊富に揃う大豆イソフラボンを代替として摂取してみてもよいでしょう。

なかでも、大豆イソフラボンの代謝物で、最も活性女性ホルモン用作用が強いといわれているエクオール含有の食品にも、最近注目が集まっていますので、大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)はもちろんのこと、大豆由来の健康食品を活用しながら健康的な食生活を送ってみてください。

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