スキンケア講座

世間に知られているスキンケアには意外に間違っていることが多いのをご存知ですか?スキンケア大学では、医師が本当のスキンケアの知識をレクチャーします。

コラーゲンを本当に増やすものとは?

澤田彰史

 澤田彰史

東京警察病院勤務、日本抗加齢医学会専門医。 同院以外にもさまざまな施設にて、形成外科・美容外科手術・レーザー治療から、 寝たきり老人の訪問診療に至るまで幅広く医療に従事している。 日本テレビ『世界一受けたい授業!』や、『美STORY』『日経WOMAN』『夕刊フジ』 のアンチエイジング特集でも取り上げられる。 また、“老若男女問わず!かしこくムダなくシンプル・アンチエイジング”をモッ トーに、ドクターズコスメのプライベートブランド版やドクターズサプリの企画 ・開発を行なう、ネット直販専門会社『ARGON Co.Ltd (http://www.argon.jp)』の開発顧問医も務める。 群馬大学医学部卒。

男性でも、しわやたるみは気になりますね。原因は、肌のコラーゲンが年齢とともに減ってしまうからです。実は、紫外線や活性酸素がコラーゲンを破壊しています。

そこで、「コラーゲン飲料」や「コラーゲン鍋」で「お肌がプルプル!」などと言われますが、本当でしょうか?残念ながら、コラーゲンは腸でバラバラに分解されてしまい、肌のコラーゲンを増やす効果があるのかは疑問視されています。

…では、どうすればコラーゲンを増やすことができるのでしょうか?
実は、肌のコラーゲンを増やすことが科学的に証明されているものがあります。それが、「フルーツ酸」です。 フルーツ酸は弱い酸で、「ケミカルピーリング」に使われます。ケミカルピーリングとは、フルーツ酸によって古くてきたない角質を溶かし、皮膚の再生をうながすもので、美白作用があります。
さらに、フルーツ酸は肌のコラーゲンを増やす作用があることがわかっており、美白効果だけでなく、肌のハリを取り戻し、しわを改善する作用もあるのです。飲むコラーゲンよりも効果がはっきり認められているというわけです。 効果抜群のピーリングですが、美容クリニックなどで受けると一回約5000円と決して安くはなく、しかも何度も受けないといけないので、通院の手間もかかります。

温泉地に住んでいる人は肌がとてもきれいですね。これは、温泉に入っている酸やアルカリ成分によるものです。
酸でも、アルカリでも、肌の角質を溶かす作用があります。つまり、温泉には”天然のピーリング作用”があるわけなんです。
ただ、毎日温泉に入れる環境にいる人はなかなかいません。最近は、家庭用のケミカルピーリング洗顔料も出てきていますので、自宅でも気軽にピーリングができるようになりました。僕自身も三日に一回くらい、自宅でピーリングをしています。

4000年前、クレオパトラはすでにケミカルピーリングをしていたという記録が残っています。現代人も負けないようにがんばりたいですね!


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