スキンケア講座

世間に知られているスキンケアには意外に間違っていることが多いのをご存知ですか?スキンケア大学では、医師が本当のスキンケアの知識をレクチャーします。

「見た目が若い人ほど健康である」ことが統計的に証明された!

澤田彰史

 澤田彰史

東京警察病院勤務、日本抗加齢医学会専門医。 同院以外にもさまざまな施設にて、形成外科・美容外科手術・レーザー治療から、 寝たきり老人の訪問診療に至るまで幅広く医療に従事している。 日本テレビ『世界一受けたい授業!』や、『美STORY』『日経WOMAN』『夕刊フジ』 のアンチエイジング特集でも取り上げられる。 また、“老若男女問わず!かしこくムダなくシンプル・アンチエイジング”をモッ トーに、ドクターズコスメのプライベートブランド版やドクターズサプリの企画 ・開発を行なう、ネット直販専門会社『ARGON Co.Ltd (http://www.argon.jp)』の開発顧問医も務める。 群馬大学医学部卒。

「見た目が若い人ほど、健康で長生きする。」言われてみれば、そんな気がしませんか?本当のところはどうなのでしょうか…?そもそも、そんなことを調べる方法ってあるのでしょうか?

2009年11月、ある壮大な実験結果の発表がデンマークで行なわれました。どんな実験かと言うと…。
70歳以上の1826人の双子を集めてきて、まず”見た目の年齢”の統計を取ります。双子のうち”若く見えるほう”と”老けて見えるほう”にわけるのです。双子は遺伝子が同じですが、70歳も過ぎると見た目の年齢差は発生しています。そして、7年後の死亡率を比較します。
双子ですので、同じような割合で死亡しているはずなのですが…。結果は全く違いました。同じ双子でも、老けてみえるほうが、死亡率が2倍近くも高かったのです。

見た目の老化と、内臓の老化は、どちらも同じ原因で進行します。その原因とは、”活性酸素”という毒です。紫外線を浴びると、しみ・しわ・たるみが増えるのは、紫外線によって大量の活性酸素が皮膚の中に発生して皮膚がサビついたからです。

一方、内臓はどうでしょうか?人間の吸った空気のうち、2%が活性酸素に変わります。体内に発生した活性酸素は、内臓を少しずつサビつかせていきます。たとえば、脳がサビれば脳卒中やアルツハイマー病になり、肺がサビれば肺がんになり、血管がサビれば動脈硬化になる、といった感じです。つまり、見た目の老化も、内臓の老化も、同じ”活性酸素”が原因なのです。だから、進行も同じになります。 “内臓が老化しているのに、見た目が若い”ことはなく、その逆もまた然りなのです。 それが今回の実験で、統計的に証明されたというわけなのです。

スキンケアももちろん大切ですが、”内臓の健康が顔に出る”ということも忘れないようにしましょう。
肌ばかりに気を取られていて、内臓が不健康では結局肌にも跳ね返ってきます。
肌と内臓の両方のアンチエイジングをやってこそ、”真のアンチエイジング”になるのです。


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