「柔軟剤」衣服のスキンケア

衣類による原因で、肌のトラブルにも?

小林しのぶ

監修:高輪皮膚科・形成外科 院長小林しのぶ先生

すこやかな皮膚は、表面の角質層が外部からの刺激から肌を守られている状態です。しかし、何らかの原因で角質層が傷ついてしまうと、肌を守るバリア機能が弱まってしまい、うるおいを蓄えられず、カサつきや肌荒れを引き起こしてしまいます。その原因のひとつとして、注目したいのが衣類による皮膚への負担です。

肌に負担を与える服の見分け方

色々な衣服

普段、何気なく着ている服によって肌トラブルが起こる可能性があることは、あまり知られていません。しかし、肌の弱い方や小さなお子様は服による影響を受けやすいので注意が必要です。

服によって肌触りが異なるのは、なぜでしょうか。それは、素材や織り方などにより布地のやわらかさが違ってくるからです。

たとえば、綿やシルクは肌にやさしい天然素材ですが、化学繊維には肌を傷つけやすいものが多くあります。

ただし、綿を使っていれば全て肌にやさしいというわけではありません。細かく織られているほど肌触りがよくなるので、織り方が粗ければゴワゴワのタオル地のようになり、摩擦による刺激が大きくなります。

肌を刺激する「衣服圧」とは

衣服圧

気をつけてほしいのは、服の素材や織り方だけではありません。「衣服圧(いふくあつ)」と呼ばれる、衣類による肌への圧力も肌トラブルを引き起こす原因です。
たとえば、サイズの小さな服や伸縮性のない服を着ると、とても窮屈に感じるでしょう。このとき、皮膚には強い圧力がかかっています。これが、衣服圧です。

衣服圧がかかっている状態で体を動かすと、さらに負荷がかかり、強い摩擦も生じます。この摩擦により、肌が傷つけられてしまうのです。特に、背中にかかる衣服圧は高めになる傾向があるといわれています。
このような衣服圧をやわらげるためには、体に合ったちょうどよいサイズの服を着るだけでなく、体をスムーズに動かせるような伸縮性の優れたものを選ばなければなりません。

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衣類による肌トラブルの怖さを知る!

衣服による肌の刺激

スキンケアだけでなく、衣類の原因にも注目を

肌荒れやカサつきといった肌トラブルに衣服も関係していることを知らないまま過ごしていると、スキンケアをいくらがんばっても肌の状態は悪化していく可能性が十分にあります。

衣服による刺激や摩擦で角質層が傷つくと、うるおいを保つ機能が失われて肌が乾燥するだけでなく、外からの刺激による影響も受けやすくなります。
ひどい場合には、ちょっとした外部刺激に対しても赤く反応することもあるでしょう。

うるおいを失い、乾燥したカサカサの肌はかゆみを生じるので、それを掻いてしまうと、ますます敏感な肌になってしまう恐れもあります。

大切な衣服選びのポイントは「やわらかさ」と「肌触り」

衣服による肌トラブルを防ぐために欠かせないのが、肌に負担をかけない素材のものを選ぶことです。特に、直に肌に触れる下着の素材にこだわることは大切です。この2つを意識するだけでも、肌への負担は軽減されるでしょう。おすすめなのは、天然のコットンや繊維の細かいシルク素材のものを着用することです。

さらに、肌を締めつけてしまうようなサイズの小さな服や伸縮性の乏しい服は避けてください。
このような点に気をつけて、クローゼットの中身を見直してみてはいかがでしょうか。

お子さんはココも気をつけたい!~洗剤選びと柔軟剤の活用~

お子さんに優しい柔軟剤

洗剤選びには注意が必要

肌が敏感な方や小さなお子様をもつママは、洗剤選びにも気を配りましょう。衣服を洗濯してきれいにしたつもりでも、実は洗剤の成分が繊維の間に残っていることがあります。その成分によっては、肌に悪影響を与える可能性があるのです。
現在お使いの洗濯用洗剤の成分表示をチェックしてみてください。蛍光漂白剤や抗菌剤、酵素といった成分が含まれていませんか?

蛍光漂白剤は衣服を白く見せるために使われており、肌へ刺激を与える作用が確認されています。また、抗菌剤も肌の弱い方には負担となるので避けたほうがよいでしょう。繊細な肌をもつ小さなお子様の衣類を洗うときには、このような成分に注意してください。

柔軟剤を使って肌への負担を軽減する

それから、柔軟剤を使って衣類をやわらかくしましょう。衣類の素材選びはもちろん大切ですが、肌触りをやさしくしてくれる柔軟剤を活用した対策もできます。

ただし、どのような柔軟剤でもよいというわけではありません。洗剤と同様、柔軟剤にも肌に刺激を与える成分(シリコンなど)が含まれていることがあります。特に、香りの強い海外製の柔軟剤には注意してください。 肌にやさしい柔軟剤を選ぶのであれば、天然の植物由来タイプを選ぶとよいでしょう。肌を大切に想うなら、配合されている成分に着目することがとても大切なのです。シリコンは繊維をコーディングすることにより、繊維を柔らかくするメリットがあるのですが、それによって肌にダメージを受けてしまう方もいらっしゃいます。柔軟剤を使って肌への負担を軽減をお考えなら、ノンシリコンタイプのものを選ぶと良いでしょう。

クセになるやわらかさ&香り!肌のことを考えたナチュラルな柔軟剤

スキンケア大学のおすすめ!『マイランドリー』

肌にやさしい柔軟剤――実際に探してみると、これが意外と少ないことに驚くかもしれません。そこで、ご紹介したいのが、天然植物生まれのフレグランス柔軟剤『マイランドリー』です。

素肌だけでなく環境についてもしっかりと考えて開発されたノンシリコンの柔軟剤で、ナチュラル志向の女性たちの人気を集めています。このような地球にもやさしいエコな商品を選ぶのはあたり前な風潮になってきました。

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お気に入りの香りを楽しみながら、肌にやさしい衣類ケアをしていきましょう。 (スキンケア大学編集部)

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