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紫外線が多い時期だからこそ知っておきたい「日焼け止め」のこと

更新日:2017.10.02
公開日:2013.02.20
ドクター画像
この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

いまさら聞けない「紫外線」を避ける理由!日焼け止めを塗る大切さ、本当に理解していますか?選び方や効果的な使い方などをドクター監修の記事で解説します。

「日焼け止めは真夏で天気の良い日にしか塗らない。」という人も多いのではないでしょうか?しかし、たとえ曇りの日でも、また春や秋でも紫外線は降り注いでます。ほぼ一年中365日、日焼け止めは使ったほうが良いのです。

また、「ちょっとした外出の時には塗らない。」という人もいますね。男女問わず、紫外線を浴びると、肌に確実にダメージが残り、肌の老化が進行します。だから、たとえ数分の間ゴミ出しに外に出る時でも、紫外線はケアしたほうが良いのです。

紫外線はコラーゲンを破壊します。 コラーゲンは、肌のハリを作り出す元です。紫外線でコラーゲンが破壊されれば、しわやたるみの原因になるのです。「しみの原因が紫外線である」ということはみなさんご存知だと思いますが、「しわ・たるみの原因も紫外線である」ということはご存じない方が多いようです。

日焼け止めは、SPFやPFAを見て選んでいると思いますが、SPFが大きければ良いというわけではありません。人間の肌は、「3分以上」紫外線を浴びると確実にダメージが残り、皮膚の老化が進行します。そこで、SPF30の日焼け止めを塗ると、これを30倍まで引き延ばせるのです。 つまり、3分=1時間30分にできるということです。SPF50だったら、3分×50=2時間30分といった具合です。

それでも意外と短い時間ですね。そして、もう一つ忘れがちなのは、汗で流れ落ちるということです。また、SPF50以上の日焼け止めは「紫外線吸収剤」というものを含んでおり、皮膚への刺激が強い場合があります。そのため、SPF50の日焼け止めを塗って丸一日安心して過ごすのではなく、自分の肌に合ったものを2時間おきに塗りなおすことを心がけましょう。

また、去年の残りの日焼け止めを使っていませんか? 古くなった日焼け止めは成分が酸化していて、肌に良くありません。もったいなくても、去年の使い残りを使いまわすのはやめましょう。

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