紫外線は、皮膚のDNAにダメージを与えるだけではなく、肌の中に「活性酸素」を増やしてしまう作用もありです。活性酸素は、シミの原因になったり、コラーゲンを破壊したり、ニキビの原因になったりする“諸悪の根源”の物質です。
しかし、活性酸素を増やすのは紫外線だけではありません。大気中の有害物質や、放射線、喫煙、ストレス、肥満などでも増えます。喫煙者にシワが多いのはこのためですし、ストレスでニキビができるのも活性酸素のせいです。
紫外線ケアももちろん大切ですが、体内で活性酸素を増やさないようにすることも大切です。いわば、「体の中からの紫外線対策」とも言えます。
そのためには、活性酸素をやっつける「抗酸化物質」をたくさん食べることです。抗酸化物質の代表は、なんと言っても「ビタミンC」です。皮膚にできた黒色メラニンを、無色化する作用もあります。さらに、ビタミンB・E、βカロテン、ポリフェノール、DHA・EPA、コエンザイムQ10、ルテイン、食物センイなどもすべて「抗酸化物質」の仲間です。
どの抗酸化物質も、基本的に「緑黄色野菜(トマト・ブロッコリー・ピーマンなど)・果物(りんご・みかんなど)・海藻類(ひじき・わかめなど)・魚(いわし・さんま)」などに多く含まれています。これらの抗酸化物質は、食べ物からとるのがもちろん理想的ですが、どうしても忙しくて間に合わない場合はサプリメントでも良いでしょう。
僕自身も紫外線対策のため、抗酸化物質のサプリメントは欠かさず飲んでいます。
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