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混合肌の特徴とおすすめのスキンケア対策|肌悩みを解消する方法

更新日:2018.01.11
公開日:2013.02.20
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

顔の部分によって肌質が違う肌のことを、混合肌と言います。たとえば、Tゾーンはテカるのに、Uゾーンは乾燥して荒れやすい「脂性+乾燥」など。日本人にも多いといわれている混合肌について、ドクター監修のもと詳しく解説しています。

肌質が複数ある混合肌の特徴とは

混合肌は、部分によってタイプの違う肌のことを言います。特徴としては、「額や鼻筋はテカテカするのにあごや頬は乾燥する」、「洗顔後、部分的につっぱる」、「Tゾーンばかり脂浮きがすごい」、「季節によって肌質が変わる」といった点があげられます。

肌質はいろいろで、「普通+脂性」、「普通+乾燥」、「脂性+乾燥」のいずれの組み合わせでも混合肌と呼ばれます。厳密には、肌は部分的に違うものなので、肌質の違いが顕著に現れて肌トラブルやケア方法が変わってくるような方を、一般的に混合肌と呼びます。

肌トラブルは普通肌に次いで、軽度な場合が多いのです。しかし、きちんとケアしようと思うと、多少手のかかるタイプではあります。なんたって肌質が複数あるのですから、その部分にあったケアが必要になってきます。特に肌タイプの違いが出るTゾーンとUゾーンでケアの方法をご紹介します。

皮脂が多くオイリーになりやすいTゾーンのおすすめスキンケア対策

Tゾーンが黒ずむ・テカる原因は乾燥

混合肌に最も多いのが「Tゾーンがテカる」、「Tゾーンが黒ずむ」といった悩みです。そもそもTゾーンは皮脂腺が多い部分のためオイリーになるのは必然ともいえます。症状としては脂性肌と共通していますが、混合肌の方の場合は特に、「乾燥」という要因が潜んでいるケースがあります。基本的にTゾーンは皮脂の分泌が多い部分なので、皮脂の毛穴づまりに気を付けた洗顔、そして油分の補給は控えた保湿を行うことが大切です。

必要な皮脂を残しつつ保湿を

ただし、「インナードライ」の場合は少し注意が必要。インナードライとは、お肌の内部の水分が不足している状態のこと。こうなると、お肌は水分を逃がさないように、皮脂をたくさん分泌しようとします。テカテカのお肌と思いきや内側はカラカラという、お肌にとってツライ状態です。対策としては、必要な皮脂をしっかり残しつつ保湿を行うこと。お肌の内側まで届ける保湿を心がけましょう。

乾燥して肌荒れしやすいUゾーンのおすすめスキンケア対策

乾燥により大人ニキビになりやすい

Tゾーンと比べて皮脂腺の少ないUゾーンは、乾燥しがちで荒れやすい部分です。皮脂の分泌が不十分だと、肌がしっかり保護されていない状態なので、外部からの刺激に弱くなります。そんなUゾーンで多いのが「ニキビ」。特に大人になってからのニキビができやすい部分です。

洗顔後の保湿をしっかりと

原因は様々で、ストレスやホルモンバランスの乱れ、内臓疾患なども考えられます。ニキビ単体を治すのと並行して、生活習慣などを見直すことが鍵になります。他に多いトラブルとしては、肌荒れや皮膚炎です。対策としては、とにかく洗顔後の保湿をしっかり行うこと。Tゾーンと同じにケアするのではなく、油分もしっかり補って保護してあげることが大切です。

日本人のほとんどが混合肌といわれている

混合肌は決して珍しい肌質ではありません。むしろ、日本人のほとんどの方が混合肌と言われています。化粧崩れがひどいから「脂性肌かな」とか、肌がカサつきやすいから「乾燥肌のはず」と、目に留まりやすい肌トラブルから安易に自分の肌質を決めつけてはいないでしょうか。

混合肌のケアは確かに多少面倒ですが、自分の肌を「混合肌かも?」という目で見てみると、より細かなケアができるのも確かです。

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