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頭皮に出るフケやかゆみの原因と対策方法

更新日:2017/11/09 公開日:2013/03/28

不潔にしているわけではないはずなのに出てしまうことのあるフケ。見る人には不快な印象を与えることもあり、一刻も早くフケが出ないようにしたいと思う人も多いかもしれません。

ここでは、フケやそれと一緒に出ることの多い頭皮のかゆみについて、以下のことを解説します。

  • フケや頭皮のかゆみが出る原因
  • シャンプーを変えることが対策になるのか
  • そのほかのセルフケア
  • セルフケアで改善しない場合の対処法

まずは、フケや頭皮のかゆみが出る原因を見ていきましょう。

頭皮に出るフケやかゆみの原因

頭皮にフケやかゆみが出る原因として考えられることはさまざまです。それぞれについて、原因と考えられることを解説します。

フケの原因

そもそもフケとは何なのでしょうか。それは、人間の皮膚の一番外側にある角質の古い細胞がはがれたもののことです。人間の皮膚には、ターンオーバーという仕組みがあります。ターンオーバーとは、皮膚の内側で細胞が生まれてから、少しずつ皮膚の表面にのぼり、古い角質となってはがれ落ちていく、一定のサイクルです。そのため、皮膚から古い細胞がはがれ落ちることはおかしな話ではなく、皮膚が新しく生まれかわるために必要なことなのです。

しかし、ターンオーバーのサイクルであれば、はがれ落ちる古い細胞は非常に小さなもので、本来なら目には見えません。つまり、フケとして目に見えるほどの大きさということは、なんらかの原因でターンオーバーが正常ではないと考えられます。

ターンオーバーが乱れる要因として、以下のことが考えられます。

外的要因

肌に合わないシャンプーやヘアカラーによる炎症や、ブラッシングのし過ぎ、ゴシゴシと力を入れて髪を洗うことなど、外からの刺激がフケの原因となっているケースです。また、足にできる水虫の菌が頭皮に感染したり、シラミに感染したりといった感染症もフケの原因となります。

内的要因

睡眠不足やストレス、疲労、栄養バランスの乱れなど体内に要因があるケースです。これらの要因は、皮膚に住み着いているマラセチア菌というカビの一種の異常繁殖を招きます。マラセチア菌が増殖しすぎることで肌のターンオーバーが正常な状態よりも早くなり、表面の細胞がフケとなってはがれ落ちるのです。

このようなことから、シャンプー剤やシャンプーの仕方、生活習慣などを見直すことでフケの改善がみられる場合があると言えるでしょう。

かゆみの原因

頭皮にかゆみが出る原因として、「頭皮の乾燥」や「頭皮の衛生管理」があげられます。

頭皮の乾燥
頭皮は、髪の洗いすぎやゴシゴシと洗うような間違った洗い方などによって乾燥します。また、空気の乾燥や紫外線によるダメージも頭皮の乾燥につながります。このほか、加齢によって肌に存在する天然保湿因子(NMF)やセラミドなどの保湿を担う成分が減少することも、頭皮の乾燥の原因となりえます。
頭皮の衛生管理
頭皮をしっかり洗わない状態が続くと、頭皮にたまった余分な皮脂をエサに真菌(カビ)が繁殖します。真菌はフケの原因にもなりますが、頭皮のかゆみの原因にもなるのです。

改善しないとさらなる症状悪化につながる

フケやかゆみの原因として紹介した要因は、基本的には原因の改善を行う必要があることです。また、これらの頭皮トラブルを放置して悪化した場合、薄毛などのトラブルにつながる可能性も考えられます。そのため、たかがフケやかゆみと放置せず、対策をしていくことがすすめられます。

頭皮のフケやかゆみ対策

それでは、フケや頭皮のかゆみにはどのような改善をしていくとよいのでしょうか。ここでは、フケや頭皮のかゆみ対策に効果を期待できるセルフケアを解説します。

洗髪を見直してみる

フケの原因は、ターンオーバーが正常にできていないことが考えられます。「毎日しっかり髪の毛を洗っているのにフケが出る…」という方は、今一度、頭皮を傷つけたり、刺激を与えたりするようなことをしていないかを見直してみましょう。

まずは毎日の洗髪から。フケが出るからといって、シャンプーをしすぎると、かえって頭皮の余分な皮脂まで奪ってしまい、悪化させる原因になります。本来、洗髪はお湯だけで1日1回、シャンプーを使う頻度は、2日に1回でも十分です。

また、洗い方も重要です。洗うときに爪をたててゴシゴシ激しく洗うことで頭皮が傷ついていることもあるので、洗い方もしっかり見直してみましょう。

フケやかゆみを改善するシャンプー

フケや頭皮のかゆみの改善には、髪の洗い方だけではなくシャンプー選びが大切です。適度に洗っているのにフケが出る場合はシャンプーが合っていない可能性が考えられます。もし、一般的な高級アルコール系シャンプーを使っているようであれば、刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを使うのもおすすめです。

自分が現在使用しているシャンプーがどの系統のものかを見極めるには、成分をチェックします。アミノ酸系のシャンプーの場合、成分表示の5番目くらいまでに「ココイル…」や「ラウロイル…」とつく成分が表示されています。

市販されているシャンプーは高級アルコール系が多いといわれています。成分表示をしっかりチェックし、頭皮にやさしいシャンプーを試してみましょう。

ヘアケア剤を使うのをやめる

パーマやカラー剤は刺激が強いのでもちろんですが、ヘアスプレー、トリートメントといった毎日のヘアケアも、知らず知らずのうちに、頭皮に刺激を与えている可能性があるので、フケが出始めたら一回全てをやめて、様子をみてみましょう。どうしてもカラーリングをしたいときもあるでしょうが、なにもしない、というのも立派なケア方法なのです。

すでに述べたとおり、たとえシャンプーであっても、一度はやめてもいい位です。フケが出る原因の多くは、合わないヘアケア剤を使っているせいで頭皮が刺激を受けていることなので、ヘアケア品を使わないとフケが一気におさまる可能性があります。入浴時は、ぬるま湯でじっくりやさしくすすぐだけでも頭皮の汚れは十分に落ちます。

このようにして、全てのヘアケア品をやめても改善が見られない場合は、内的要因が考えられますので、睡眠が足りているか、食生活が乱れていないか、生活面を見直してみましょう。

フケやかゆみが治らないときは皮膚科で治療

フケが出てかゆみが治らない場合は、何か対策を立てる前に、一度皮膚科で相談してみるのがよいでしょう。感染症にかかっている可能性もありますし、場合によっては、薬でしか治らない症状の場合もありますので、むやみなセルフケアは危険です。

また、かゆみが出るからといって、爪を立てたり、ブラシや尖ったものでかくのは頭皮を傷つけたりすると、さらに症状を悪化させるのでNGです。かゆくなったら、指の腹を使って頭皮をマッサージするようにしましょう。かゆみが和らぐだけでなく、頭皮の血行がよくなり、新陳代謝を促します。新陳代謝が活発になれば、頭皮のターンオーバーが促進され、健康な頭皮に生まれ変わります。

まとめ

フケや頭皮のかゆみの原因には、以下のことがあげられます。

  • 頭皮の乾燥
  • 真菌などへの感染や常在菌の異常繁殖
  • 合わないシャンプーやヘアカラーなどによる炎症

どの原因によってフケやかゆみが起こっているかは判断しにくいものです。しかし、シャンプーを変えたり、髪の洗い方を変えたり、刺激となる可能性のあるパーマやヘアカラー、整髪料やトリートメントをやめてみるといったセルフケアで状況が改善される可能性もあります。

放置していては、薄毛などのトラブルを招く可能性も考えられます。上記のような対策を行ってもフケやかゆみが改善しないようであれば、感染症も考えられるため、早めに皮膚科を受診しましょう。

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