スキンクリームとは、肌に浸透させた化粧水や必要な皮脂が肌から蒸発していかないように閉じ込めておく基礎化粧品のひとつ。「クリーム」「保湿クリーム」「美容クリーム」と呼ばれており、その役割からスキンケアの最後に使います。
油分が多く、こってりとしたテクスチャーが特徴であるゆえに「テカるからスキンクリームは使わない」と言う人も多いのではないでしょうか。けれど、そのベタつきの原因、実は乾燥かもしれません。というのも、肌が乾燥することで皮脂をたくさん出して、肌を守ろうとしている場合がほとんどなのです。
正しい使い方をすれば肌の乾燥を防ぎ、余分な皮脂によるテカリも防げるかもしれないスキンクリーム。その効果や種類を理解して、上手に使いこなしてみませんか?
おすすめの配合成分はこの3つ。
どんなに高価であったり、コスメサイトで評価が高いものでも、自分の肌に合わないスキンクリームを使っても意味はありません。最も多いのは、上記にも挙げたように「オイリー肌だと思っていたら、実は乾燥肌だった」という誤解。必要以上に洗い流してしまうと、テカリも乾燥もさらにひどくなってしまいます。
そこでおすすめなのは乾燥肌に効果があると言われるヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドが含まれているスキンクリームを使うこと。ヒアルロン酸は保水力に優れており、みずみずしさを保ってくれます。コラーゲンは肌のハリをキープして、シワが気にならないなめらかな肌を維持するのに役立ちます。
そして最近注目されているセラミドは、「これ無しでは美肌はありえない」とまで言われるもの。細胞と細胞をつなぎ合わせている成分で、細胞に作用するコラーゲンやヒアルロン酸をどんなにたっぷりと与えても、セラミドがなければ意味がないのです。
つけ方にも工夫をして乾燥知らずの肌へ。
まずは化粧水をしっかりと肌に浸透させます。化粧水をバシャバシャつけてからすぐに乳液や美容液をつける人がいますが、それはNG。化粧水がなじんでいないまま別のものをつけても意味はありません。化粧水をつけたあと5分ほど置いてから乳液や美容液をつけましょう。
それからさらに5分ほど空けてからスキンクリームをつけますが、量に注意します。小指の先くらいの量で十分。あまりつけすぎるとテカリやベタつきの原因になってしまいます。
頬、おでこ、あごにちょこちょこと載せてからゆっくりと全体に伸ばします。仕上げに手の平と指全体を使って顔を包み込むようにハンドプレスをすると、体温によって肌になじんで乾燥しにくくなります。
使用後にベタつきが気になるようであれば、ティッシュで軽くおさえたり、使用量を減らしても大丈夫です。毎日のスキンケアに取り入れてみて、自分の適量や合う使い方を知っておきましょう。
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