ニキビは顔にできるものということはありません。
- デコルテ
- お腹
- 背中
など、皮脂腺が体中にある限り、体のあらゆるところに発生します。どこにできても不快ですが、特に、痛みがあるお尻ニキビが気になる方も多いことでしょう。
ここでは、
- どうしてお尻にニキビができてしまうのか
- ニキビがお尻にできる原因
- ニキビと間違えやすい粉瘤(ふんりゅう)の原因や特徴
について解説します。
おしりニキビの原因
ニキビができる主な理由は、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まり、そこでアクネ菌が繁殖するためです。お尻は背中やデコルテほどではありませんが、皮脂の分泌が多いパーツです。やわらかいように感じますが、実は肌表面が分厚く、硬くなっているのをご存知でしょうか?
座っている間、体重はほぼ腰とお尻で支えているので肌への刺激が強く、角質化してしまうのです。角質が厚くなると同時に皮膚が毛穴をふさぎ、アクネ菌の温床にもなりやすくなります。皮脂分泌が多くて角質も厚いお尻は、ニキビができやすい条件がそろっているんです。ムレやすく、他のパーツと比べて清潔に保つことが難しいことも原因として挙げられます。
ニキビに似ている“粉瘤(ふんりゅう)”との見分け方
粉瘤とは
粉瘤(ふんりゅう)とは、なにかのきっかけで垢や脂が内側に溜まってしまうことでできる良性の腫瘍です。ニキビとよく似ているため気づきにくいですが、セルフケアで治まるものではないため、専門医による治療が必要です。放っておくと炎症を起こして赤く腫れ上がり、細菌感染などを引き起こす場合もあります。
粉瘤が発生する原因は、今のところ分かっていません。粉瘤はお尻に限らず、体のあちこちにできる可能性があるため、疑われる症状があれば、すぐに医師に相談しましょう。
見分けるポイントは毎回同じ場所にできるかどうか
粉瘤かニキビか、症状が進行してしまう前に見分けるポイントは、毎回同じ場所にできるかどうかです。粉瘤は、いつも同じ毛穴に発生し、その毛穴がくぼんでいます。最初は小さくて気になりませんが、少しずつ大きく腫れあがり、強い痛みと熱をもつのです。放っておいて治ったように見えても、再発を繰り返してしまうため、完治させるには手術が必要です。
おしりニキビのケア方法
おできもおしりニキビと間違えやすい症状のひとつです。ニキビは毛穴の詰まりが原因ですが、おできは毛穴の奥深く、毛包と呼ばれる部分に細菌が入り込んで化膿したものです。原因はさまざまですが、ストレスなどによって免疫力が低下したときによく起こります。
お尻の皮膚はとてもデリケートですが、刺激、摩擦、圧迫、ムレなど、日々ダメージにさらされ続けるパーツです。お風呂で洗った後は石けんなどが肌に残らないようにしっかりとすすぎ、適度な保湿を心がけてニキビができないようにケアをすることが大切です。
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