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乾燥しやすい肘(ひじ)の角質ケア

更新日:2016/12/09 公開日:2013/06/01

肘(ひじ)やその周りの肌を、じっくりと見たことはありますか?肘は目に付きにくい部分なので、まじまじと見る機会はあまりありません。けれど見てみると、予想以上にカサカサしていたり、黒ずんでいたり、よくわからないブツブツができていたり、色ムラができていたりと、トラブルが多く起こりやすいパーツでもあります。

それに加え、人からはよく目につくので、清潔感がないように見えたり、だらしなく見えたりして、マイナスの印象を与えてしまいます。ここでは肘の乾燥してしまう原因や、具体的なケアについて解説します。

どうして“肘”は乾燥するのか

肘は他のパーツと比べて、極端に皮脂腺が少ない場所です。汗や皮脂がほとんどでないので、当然乾燥しやすくなります。さらに、机、椅子、床など、さまざまなところにつけて、ほおづえをついたりして、刺激を受けやすくなるのです。特にパソコンを使ったデスクワークをする人はご注意を!仕事中ずっと肘やその付近の皮膚が机に接しているため、肌へのダメージが大きくなる傾向にあるのです。

肌は刺激をうけることで、それに対応しようと反応します。皮膚を厚く硬くすることで、体を守れると判断するのです。そのため、肘の皮膚は硬くなり、ますますうるおいどころの話ではなくなってしまいます。こうなるとゴワゴワして角質化したり、黒くなってしまったりと、ケアをしなければ状態は悪くなる一方です。

まずは角質をオフすることが必要

ガサガサ・ゴワゴワしてしまった皮膚に、どんなに保湿クリームを塗りこんでも意味はありません。乾燥し、硬く角質化してしまった肘のケアは、第一に不要な角質をオフすることから始めます。と言っても、いきなり軽石でゴシゴシ削るのは厳禁。肌を必要以上に傷つけてしまい、余計に角質がぶ厚くなってしまいます。

湯船に長めに使って角質をやわらかくしてから、スクラブ入りの洗浄料でやさしくマッサージしてあげるとよいでしょう。一度にさっぱりキレイになるわけではありませんから、定期的に少しずつケアをしていくことが大切です。角質をオフした後は、ボディーローションや化粧水で水分を与え、そのあとでクリームやオイルでフタをします。皮脂腺が極端に少ないパーツなので、うるおいは外側からたっぷりと与えてあげる必要があります。

日々の生活や癖の見直しも

せっかく角質をオフして保湿しても、肘を酷使するような癖を正さなければ同じことの繰り返しです。デスクワークなどで仕事上仕方がない場合を除いては、ほおづえをついたり、肘をついたりする癖を徐々に直していきましょう。肘をつく動作自体、あまり品がよいとは言えないため、女性らしい身のこなしを習慣づけるきっかけになるかもしれません。

※自宅でのかかとの角質ケア方法についても知りたい方は、「角質ケアで、ガサガサの足をすっきりケア」をご参照ください。

 

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