美肌のためには睡眠や適度な運動が重要と言われていますが、実はその理由には、ホルモンが関係しているのです。ホルモンバランスを整え、心も肌も健やかに育むために、ちょっとした日常生活を見直していきましょう。
睡眠と美肌の関係
女性ホルモンには、月経周期をつくるエストロゲンとプロゲステロンがその代表としてあげられますが、睡眠が不足すると、このエストロゲンの分泌が低下します。エストロゲンは肌のハリやツヤを作る役割を持つので、睡眠不足が続くとメークのノリが悪くなるのも、エストロゲンが不足しているせいなのです。
それだけではありません。睡眠中は、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が交互にやってくるのですが、睡眠初期のノンレム睡眠時には、多くの成長ホルモンが分泌されるのです。その中には、肌をつくるホルモンも含まれています。
ホルモンがたくさん出る睡眠とは?
成長ホルモンが分泌されるタイミングは、寝入ってから約3時間の間でやってきます。この3時間の中にどれだけ深く眠るかで、成長ホルモンの分泌量が変わってくるのです。
そのためには、眠り始めてから深い眠りに入るまで、起きないようにすること。まぶしくて目が覚める、寝苦しくて起きてしまう、などと言うことが無いように、寝室の環境はしっかり整えておく必要があります。また、携帯電話の着信音やメールのバイブレーションなどで、起こされることが無いよう、寝る前に注意を払い、必要がないようであれば、思い切って携帯電話の電源を切ってしまうのも手です。
運動がホルモンをつくる
成長ホルモンは睡眠中に出るもの、というイメージがありますが、実は筋肉を刺激するような運動をすると、運動後から30分ほどのタイミングで、成長ホルモンの分泌が一気に高まるといわれているのです。
アスリートが皆、肌にハリやツヤがあるのは、代謝が良くターンオーバーが活発に行われているせいもあるのですが、実は、彼らが日頃から筋肉を刺激する運動をしているからです。さすがに忙しい毎日の中で、アスリートと同じメニューを組むわけにはいきませんが、今までストレッチをしていた時間に、少しだけがんばってみて、筋肉が震えるぐらいの強さの運動を行うようにすれば、ホルモンの分泌量があがり、肌も体も健康になります。
生理周期とホルモンバランス 関連記事
-
ホルモンとお肌の関係
#エストロゲン #プロゲステロン #pms
-
生理前に起きやすい肌荒れの改善方法
#生理 #肌荒れ #改善
-
生理周期とお肌のスキンケアの違い
#エストロゲン #プロゲステロン #pms
-
生理前に肌荒れが起きやすいのはなぜ?
#生理前 #肌荒れ
-
肌トラブルが起きやすい生理前の対策ケア
#肌トラブル #生理前 #ホルモン
-
生理中の肌とスキンケア
#生理 #肌 #月経
-
生理後のスキンケアで美肌に!攻めの手入れで肌荒れ・ニキビ予防に
#生理 #月経周期 #黄体ホルモン
-
食事から、ホルモンバランスを整える
#ホルモン #食べ物
-
かんたんチェック
スマホの使い方でわかる!「健康美人」チェック
-
かんたんチェック
お肌への影響大!腸内環境セルフチェック
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。