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元が色黒でも、美白ケアは効果あり?

更新日:2016.12.09
公開日:2013.07.19
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

生まれつき色白の人を見てしまうと、色黒の自分が一生懸命美白ケアをしても無駄なように思えてきます。美白ケアは意味がないのでしょうか?その真相を、ドクターに聞いてきました。

「どうせ色黒だから、美白ケアなんて効かないよ」という声をよく聞きます。確かに、生まれつき色白の人を見てしまうと、自分が一生懸命白くしようとしているのがなんだか空しくなりますよね。しかし、本当にケアは無意味なのでしょうか?

あなたは本当に色黒ですか?

確かに美白ケアといっても、お肌を漂白するわけではないので、生まれ持ったその人の肌の色よりも白くするということは、とても難しいです。

しかし、鏡を覗いた顔だけ見て、もしくは、ふとした拍子に自分の手元を見て、「私って色黒だなあ……」とため息をついている方、諦めるのは少し早いかもしれません。

顔は私達が生きていく中で、日々、太陽の下に晒されていますから、紫外線の影響で、黒くなりやすいのです。手も同じように、一年を通して露出が多い部位なので、意識していなくても自然と焼けてしまうのです。

顔や腕などは、他人からも自分からも目につきやすいところなので、どうしてもそこの色がその人の肌色として定着してしまいますが、実は本当の肌色ではないかもしれません。

自分の肌色を知ろう

比較的太陽に晒されない部分である、腕の裏側を見てみると、意外と白くて、「実は私って白いのでは」と思った経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし、腕の裏側も多少は太陽の影響を受けているので、まだ本来の肌の色とは言えません。

最も確実に自分の肌の色を知るには、おなかを見てみることです。

衣服をぺろっとめくってみてください。故意におなかを焼いていない限り、その色こそが、その人の本来の肌の色に近い色だと言えます。

いかがでしょうか?意外と白くありませんでしたか?そこまでの色であれば、ケアによって肌を白くすることは可能なのです。

なぜ黒くなってしまったのか?

もとの肌はおなかぐらいの白さであったはずなのに、顔がおなかよりも黒いのは、紫外線によるメラニンの影響です。

夏の激しい灼熱の太陽の下であれば、まさに字のごとく皮膚が焼けるようなじりじりとした感覚があるので、「焼ける!」という意識もあるかと思うのですが、実は冬であっても、雨の日であっても、太陽が出ている限り、紫外線は絶えず発生しているのです。地球に住む私達は、日々太陽の下で生活を送る中で、無意識に肌を黒くしているのですね。

そんな紫外線を対策するケアや、美白成分の配合された化粧品を使った美白ケアをすることで、本来の肌の白さを取り戻せる可能性があります。ですから、自分は色黒だと諦めて、ケアを怠ってしまうことは、とてももったいないことなのです。

肌を本来の白さまで戻すというのは、とてつもなく長い道のりに思えるかもしれません。しかし、肌は絶えず生まれ変わっています。地道な作業ではありますが、毎日のケアをきちんと行って肌を健やかな状態に保ち、生まれたての白い肌を目指しましょう。

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