生理が終わった直後から排卵日にかけての時期(約7~10日間)は「卵胞期」と呼ばれ、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が徐々に増加していきます。そして、排卵期の前後にエストロゲンの分泌量はピークに達します。
生理周期で変わるホルモン・エストロゲンの働き
エストロゲンは、成長期には、子宮や乳腺など、女性らしい身体の形成に深くかかわっています。お肌に対しては、コラーゲンの生成を活発にし、お肌にハリやツヤを与える働きがあります。
そのため、エストロゲンの分泌量が最高潮に達する排卵日前の時期は、1ヶ月のうちで最もお肌のコンディションが良くなります。皮膚のバリア機能や保湿機能が高まり、お肌の水分量が多く、いつもよりみずみずしさを増します。
また、エストロゲンは皮脂の分泌量を抑える働きもあり、ニキビなどの肌トラブルが起こりにくくなります。
生理後のスキンケアで美しい肌を意識した手入れを
このように、生理後はエストロゲンの働きで普段よりもお肌が強くなっており、「攻め」のスキンケアを行うのに最適の時期です。以下のようなスキンケアは、ぜひお肌が安定している生理後に実施することをおすすめします。
- 新しいコスメ、スキンケアを試す
- 角質ケア、ピーリング
- 美顔器を使ったケア
- エステでのマッサージや毛穴ケアなどのスペシャルケア
- クリニックでのイオン導入やレーザー治療など
ただし、お肌の調子が絶好調だからと言って、過剰なスキンケアを行うのはやめましょう。また、お肌の調子が良いからといって、メイクを落とさずに寝てしまうなど、普段のスキンケアを怠ることもいけません。最低限のスキンケアは欠かさないようにしてください。
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