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化粧品に配合されるセラミドの種類

更新日:2017/09/14 公開日:2014/04/01

セラミドの種類

お肌の角質層の細胞間脂質の主成分であるセラミドにはたくさんの種類があります。基本的に全てのセラミドは角質層の水分保持に関わっていますが、微妙に特性が異なります。

セラミド入りの化粧品を使う目的は、お肌に不足しているセラミドを補うことですから、まずは代表的なセラミドについて、特徴をみていきましょう。

人間の皮膚にあるセラミドの種類

  • セラミド1:水分保持機能と共に、外部からの刺激や異物からお肌を守る力が強い
  • セラミド2:水分を保持する力が強く、水分のバランスを保つ
  • セラミド3:水分保持機能と共に、シワを浅くする
  • セラミド4:角質層のバリア機能を構築・維持する
  • セラミド5:水分保持機能と共に、ターンオーバーを促進したり、シワを浅くする

どのセラミドが重要?

人間の皮膚の角質層に存在するセラミドの中では、特に、セラミド1、2、3が重要だと言われています。

セラミド1はバリア機能をキープするための成分として重要なセラミドで、セラミド2と3は、保湿効果の高いセラミドです。

この中で、人間の肌にもっとも多く含まれているのは、セラミド2です。全体のセラミドの約21%を示し、肌に及ぼす影響力がとても高いといわれています。

セラミド3と5は加齢と共に減少するものですが、特にセラミド1と3と5が減少することによって、皮膚が過敏になり、さまざまなトラブルにつながるといわれています。例えば、アトピー性皮膚炎、ドライスキン、角化症などです。

化粧品に配合されているセラミドの種類

美容液などの化粧品に配合されているセラミドは、次の4種類に分類されます。

  • 天然セラミド
  • ヒト型セラミド
  • 植物性セラミド
  • 合成セラミド

天然セラミド

「天然セラミド」とは、「ビオセラミド」「セレブロシド」とも呼ばれ、馬などの動物の脳や脊髄などから抽出したセラミドです。

動物由来のため、人間の角質層の細胞間脂質と近く、保湿力が優れているのが特徴です。

化粧品の表示成分としては、「ビオセラミド」「セレブロシド」「ウマスフィンゴ脂質」などと表記されています。

※天然セラミドについて詳しくは、「天然セラミドとは?」の記事をご覧ください。

ヒト型セラミド

「ヒト型セラミド」は、「バイオセラミド」のともいい、酵母を利用して生成します。人間の皮膚に含まれるセラミドとほぼ同等の化学構造で作られているため、保湿力や浸透力に優れており、お肌に優しいというメリットがあります。

化粧品の表示成分としては、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」のように、「セラミド」の後に番号がついた形で表示されています。お肌に不足しやすくなるセラミド2かセラミド3のどちらかが使用されているケースが多いようです。

※ヒト型セラミドについて詳しくは、ヒト型セラミドとは?」の記事をご覧ください。

植物性セラミド

「植物性セラミド」とは、米ぬか油、小麦胚芽油などから抽出した植物由来のセラミドです。

合成セラミド

「疑似セラミド」とも呼ばれ、石油原料から化学合成されたものです。安価で大量生産ができることが多くの化粧品に使われている理由の1つです。しかし、天然セラミドやヒト型セラミドと比べて、効果としては薄いと言われています。

※どのようなセラミド化粧品を選ぶべきかについては、「セラミド配合化粧水の正しい選び方・使い方」や「セラミド配合美容液の正しい選び方・使い方」をご覧ください。

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