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強い痒みを伴う結節性痒疹 原因と治療法は?

更新日:2017/11/24 公開日:2014/05/14

蕁麻疹・痒疹・皮膚掻痒症

結節性痒疹はかゆみをともなう皮膚のもりあがりが散らばってできる病気です。虫刺されがきっかけの一つであると考えられており手や腕などの露出が多い部分に発生することがあります。症状や原因、治療についてドクター監修の記事で解説します。

結節性痒疹とは?

「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」は、かゆみをともなう皮膚のもりあがり(丘疹)が散らばってできる病気で、慢性痒疹という病気の一種となります[1]。原因は不明点も多いのですが、虫刺されをきっかけに起こることがあると知られています。また、アトピー性皮膚炎の病歴がある人が多いことも分かっています[2]。蚊やブヨに刺されて生じ、手や腕、下腿になどの常に露出している場所に多く発症します。強いかゆみをともない、豆粒程度の大きさの固くもりあがったものが多発して、ひどい場合は数年間症状が続きます。

結節性痒疹の症状

結節性痒疹は、虫刺されに似た症状が現れます。少々隆起した発疹が生じ、だんだんと強いかゆみがともなってきます。大きさは直径1cm未満のものが多く、そのかゆみは非常に強く夜眠れなくなることも多々あるほどです。しかし、かゆいからといってかきむしると悪化します。発疹はそれぞれ独立して生じます[3]。

結節性痒疹の原因

結節性痒疹の詳しい原因は解明されていません。しかし、蚊やブヨといった虫に刺されたことがきっかけになると考えられています。

結節性痒疹の治療

かゆみの原因はさまざまあるので、医療機関に相談することが好ましいでしょう。医療機関では、炎症を起こしている患部をわずかに切除して、顕微鏡で検査を行います。かゆみの症状そのものは結節性痒疹以外でも現れるので、原因を見極める必要があります。例えば、鉄欠乏貧血、腎臓や肝臓の病気、糖尿病などが考えられるため、血液検査をする場合もあります。

痒疹やかゆみに対しては、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬を用いて治療していきます[3]。かゆみが強くても悪化を防ぐために、極力かくことは避けるようにしましょう。

参考文献

  1. [1]皮膚Q&A. "痒疹・かゆみ" 日本皮膚科学会. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa37/q01.html (参照2017-10-10)
  2. [2]DermNet NZ. "Nodular prurigo" New Zealand Dermatological Society. https://www.dermnetnz.org/topics/nodular-prurigo/ (参照2017-11-22)
  3. [3]PATIENT INFORMATION LEAFLET. "NODULAR PRURIGO" BRITISH ASSOCIATION OF DERMATOLOGISTS. http://www.bad.org.uk/shared/get-file.ashx?id=110&itemtype=document (参照2017-10-10)

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