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フレグモーネ(蜂窩織炎)の原因細菌・症状・治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/14

細菌性疾患

身体の広範囲にわたって赤みを帯びた硬い腫れができたり、熱感や痛みを生じたりするフレグモーネ。この病気は皮膚と皮膚直下の組織に生じる細菌感染症です。皮膚の深い部分の感染なので他の部位に移ることはありませんが、症状がひどくなれば点滴治療も必要になるので要注意の病気です。ここではフレグモーネの症状や原因、治療について詳しく解説いたします。

フレグモーネ

蜂窩織炎(フレグモーネ)とは

フレグモーネとは皮膚の深い部分から皮膚直下の組織に生じる細菌感染症です。多くの場合、顔面や四肢に発症します。

フレグモーネの症状

広範囲に皮膚がぼんやりと赤みを帯びてきてパンパンに腫れあがります。腫れは熱感や痛みをともなう場合があります。また発熱、悪寒、頭痛、関節痛をともない、しだいに腫れはブヨブヨして膿んできます。そのほか患部の皮膚が裂けて損傷した皮膚組織が融けて流れ出たり、膿が出る場合があります。

さらにその部分に潰瘍が生じることもあります。基本的には局所に感染する病気なので、とびひして他の部分に移ることはありません。また他人に感染することもありませんので過度な心配は不要です。

フレグモーネの原因

フレグモーネは主に黄色ブドウ球菌の感染により発症しますが、時に化膿レンサ球菌やその他の細菌の感染が原因の場合があります。皮膚の小さな傷や、毛穴や汗腺から感染菌が侵入して皮膚直下組織まで到達して発症します。また骨髄炎などの深部に感染する場合や、リンパ節への感染が原因になる場合もあります。

フレグモーネの治療

パンパンに赤く腫れあがった熱感のある部分は冷やして安静にしておくことが一番です。また症状に合った抗菌内服薬、もしくは点滴注射を施さなければならないので早期にクリニックを受診しましょう。適切な処置を早期に行えば、腫れは数日から長くても数週間で引き、次第に治ります。

しかし無理をせず安静にしておくことが大切です。仕事や学校も極力休んだ方がよいでしょう。またフレグモーネに似ている他の疾患を患っている場合も考えられるので、早めにドクターに相談しましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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