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カンジダ性口内炎とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/04/30

口内炎・口腔粘膜疾患の種類

口内の常在菌である「カンジダ」という真菌(カビ)が通常よりも増殖することで発症するカンジダ性口内炎。たかが口内炎といっても他の口内炎とは異なり、何らかの重大な病気を併発している場合が多いので油断は禁物です。ここではカンジダ性口内炎の原因と特徴、対処法について詳しくお伝えします。

カンジダ性口内炎

特徴

カンジダ性口内炎の特徴は、白い苔のようなものが、頬の内側や舌、口蓋など口内全体に点状や地図状に広がり付着します。食事の時に痛みをともない、白い苔がはがれると出血や赤く炎症を起します。

症状が悪化した場合は、その白い苔はかがれにくくなります。抗生物質やステロイドなどの薬を長期的に使っていると、口内の常在菌のバランスが異常をきたし、菌交代現象を起すことで赤くただれて痛みをともなう場合があります。

原因

カンジダ性口内炎は、口内でカンジダという真菌(カビ)が通常よりも増殖することで発症します。別名、口腔カンジダ症やモリニア症と呼ばれることもあります。特に「candida albicans」という真菌が口内の粘膜の表面に増殖することで発症することが多く、口腔粘膜感染症の中でカビが原因の病気の中では最も多く起こる病気の一種です。

「candida albicans」という真菌は口内に常在している菌のひとつで、病原性が低いため健康状態にある方が発症するのは極めて希なことです。もちろん疲れや抵抗力が落ちている場合には発症する可能性はありますが、主に他の病気を患っている場合に発症することがほとんどです。

糖尿病や血液の疾患、悪性腫瘍やエイズなどの病気をすでに患っている人や、身体の抵抗力の低い妊娠や、子供、高齢者などに発症する場合が多いです。また投薬の影響により口内の常在菌バランスに異常をきたすと発症します。

カンジダというカビは誰でも保持している常在菌なので、多くの場合は感染して発症するというよりも自分の菌が原因で発症することが多いです。

対処法

カンジダ性口内炎の治療には抗真菌剤を用います。抗真菌剤を含む薬でうがいや、軟膏をつけるという処置が必要です。基礎疾患がある場合は、その疾患の早期治療を行い、治療に抗生物質やステロイドなどを使用している場合には、使用を中止または用量を減らすといった対処が必要です。

また抵抗力が低下している場合は、バランスの取れた栄養摂取にも気を配りましょう。口内に痛みがある場合には、食事や水分を思うように摂取できなくなるので注意が必要です。

いずれにしても健康なら発症が希なこと、重大な病気を併発している可能性があることを考えると、早期にドクターに相談することをオススメします。

この病気・症状の初診に向いている科 耳鼻咽喉科