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マラセチア毛包炎の症状、原因と対処法

更新日:2018/05/08 公開日:2014/05/14

細菌性疾患

しつこいニキビに悩まされ、長期間ケアをしてきたけど全く改善されない。特に汗を多くかく夏場は、顔だけでなく胸や背中に赤いぶつぶつができる。こんな場合はマラセチア毛包炎かもしれません。聞きなれない名前なので単なるニキビと勘違いしてしまいがちですが、マラセチア毛包炎になると市販のニキビ薬では治療できません。 ここではニキビと間違えやすいマラセチア毛包炎について詳しくお伝えします。

マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎とは?

マラセチア毛包炎とは、ニキビよりも小さい赤いぶつぶつが毛穴に現れる皮膚疾患です。ニキビと非常に似ているので見分けることは難しいですが、ニキビとは全く異なる病気です。かゆみは軽いものですが、ひどい場合はかゆみが強くなり、痛みをともなうこともあります。主に胸や背中、肩や腕に発症します。

マラセチア毛包炎の原因

マラセチア毛包炎はマラセチア菌というカビ(真菌)の一種(別名:癜風菌)が異常に繁殖することで毛穴に炎症を起こします。症状が似ているニキビはアクネ菌が原因で発症しますが、マラセチア毛包炎はアクネ菌によるニキビとは、発症のメカニズムや大きさが異なります。

健康な皮膚の表面にいる常在菌であるため、誰でも発症する可能性があります。また皮脂を好むため、汗をかきやすい季節に活発になります。

マラセチア毛包炎の治療

マラセチア毛包炎は薬で治せる病気です。少しでも可能性があると感じたら、皮膚科のドクターに相談しましょう。クリニックには効果的な抗真菌薬があり、早めの治療が見込めます。約1ヶ月から2ヶ月でほぼ症状は改善します。しかし一度治っても油断は禁物です。

皮脂や汗で皮膚が清潔でなくなればすぐに再発するので、ドクターの指示に従い適切な対策を継続することが大切です。

マラセチア毛包炎の予防対策

マラセチア菌は湿気や皮脂を好みます。汗を多くかいた場合は繁殖しやすくなるので、シャワーで皮脂を洗い流したり、濡れタオルで汗を拭きとったりするなど、肌を清潔に保つよう心掛けましょう。特に高温多湿の環境は菌の居心地を良くし、増殖を促進させてしまいます。室内の温度や湿度など、空調管理にも気を配ることが重要です。

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