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生まれつき、皮膚の一部が白く見えるあざ!脱色素性母斑の症状と治療法

更新日:2017/07/24 公開日:2014/05/15

色素異常症

脱色素性母斑は生まれつき、皮膚の一部に白くみえるアザが生じている状態を示します。体幹部や四肢に好発し、手足や顔面、頭部にはあまり多くみられません。白く見えるアザの大きさは出生時と変わらず経過するので過度な心配はいりませんが、類似する色素失調症である恐れもあるので油断はできません。 ここではドクター監修の元、脱色素性母斑の特徴や原因、治療について詳しく解説します。

脱色素性母斑

脱色素性母斑の症状・特徴

脱色素性母斑は生まれつき皮膚の一部分の色素を形成する作用が低下してしまい、その部分が白くみえるアザになっている状態です。生まれた時や生まれて間もなく症状が確認できるのが、他の白斑との大きな違いです。

生まれたときから大きさも変化せず経過していくことも他の白斑と異なります。脱色素性母斑は主に体幹や四肢に好発し、顔面、頭部にはあまり多くみられません。

またこの疾患は他人に感染することはありませんし、健康に害をおよぼす病気でもありませんので、過度な心配はいりません。しかし類似する色素失調症の恐れがあるということだけ注意が必要です。

脱色素性母斑の原因

脱色素性母斑は人間が胎内にいる時に、皮膚の一部分の色素を形成するメラニン色素の働きが低下、もしくは停止してしまった場合や、色素細胞が破壊されてしまった場合におこると考えられています。ただ何が原因でメラニン色素の働きに異常がおこるのかは定かではありません。

脱色素性母斑の検査や診断

脱色素性母斑は、経過観察をすればほとんどの場合は診断が確定しますが、類似するいくつかの疾患との鑑別をするために病理組織検査をすることがあります。もしもアザの大ききが拡大するようなら尋常性白斑、もともとサイズが大きければ色素失調症。

表面にうろこのような粉が認められれば癜風である疑いがあります。見た目だけの自己判断で鑑別することは難しいので、一度クリニックを受診することをオススメします。

脱色素性母斑の治療

脱色素性母斑は自然に消えることはありませんが、伝染や拡大することもありませんし、健康に害をおよぼすものではないため、特別な治療を施す必要はありません。

しかし美容面を考えて見た目が気になるようであれば、治療することも可能です。ただし、皮膚疾患で最近主流のレーザー治療は、もともと色素がないので満足いく効果は期待できません。治療をするなら紫外線を当てる方法や皮膚移植をする方法があげられます。いずれもあとが残る可能性があるので、ドクターとよく相談してから治療を進めていきましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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