短時間で膣の引き締め効果
コラーゲンの減少により肌が弾力を失ってたるんでくるように、膣にも同じような現象が起こります。こうした加齢や出産後の膣のゆるみに対して、最近ではクリニックでも短時間に治療ができるようになってきています。
高周波エネルギーを用いて治療する「ビビーブ(Viveve)」は20~30分という短時間で施術ができ、メスを使わず麻酔も必要ないので身体への負担が少ないのが特徴です。さらに、コラーゲン生成の促進効果が高いということで注目されています。
また早くて施術後7日ぐらいから効果を感じ、1年間ぐらい効果が持続すると言われています。施術後30日で67%が膣の締まりを実感し、6か月後には87%が効果を認めているというデータもあります。
高周波のエネルギーで膣壁を厚くする
「ビビーブ(Viveve)」は、アメリカでは別名「膣のサーマクール」と言われています。サーマクールとはメスを使用しないエイジングケア法で、たるみに効果的であると注目されている治療法です。
特に膣壁が薄くなっている方は、ビビーブの効果を実感しやすいようです。その理由は高周波を照射することでコラーゲンの生成を促し、膣内の粘膜を厚くするから。筋肉を鍛えることだけでは効果を得られなかった方も、コラーゲンを増やすことにより膣の引き締めを感じることができるのです。
施術には、親指大の治療用チップを使用します。チップを膣内に挿入し、円を描くように膣の入り口周辺をなぞります。そのようにして皮膚の下にあるコラーゲン層に断熱パルスを送り、膣表面は冷却します。
処女膜から膣の奥まで幅広い範囲の治療が可能で、ダウンタイム(施術前の生活を取り戻せるまでの期間)も7日間程度と身体への負担も少ないのがメリットです。また施術も1度で済みますので、何度も通院をする必要もありません。
しかし「ビビーブ(Viveve)」は膣の筋力を高める働きはないので、ケーゲル体操などのセルフトレーニングと併用すると、より効果的でしょう。
ビビーブでの膣引き締めが向いている方
膣の引き締め方法は自分でできるトレーニングもありますし、クリニックでの治療も数多く用意されています。ビビーブでの膣引き締め治療が向いているのは次のような方です。
・膣トレなどのトレーニングで効果が得られない
膣のゆるみは基本的には骨盤底筋を鍛えることで改善されます。が、それでも効果が感じられない方は、コラーゲン生成を促して膣内の粘膜を厚くする方法もあります。
・手術は避けたい
ビビーブは高周波エネルギーを利用して膣の引き締めを行いますので、メスは使いません。また手術に比べるとダウンタイムも約7日と短めなので、生活への影響も少なくてすみます。
ただし閉経後の方はホルモンバランスの関係で効果が出にくいことがあるので、施術前に相談したほうが良いでしょう。ご自分のライフイベントを考慮し、専門医に相談した上で施術を受けるようにしましょう。
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