
皆さんは、ファンデーションを選ぶとき、何を重要視していますか?
シミ、そばかすが気になる場合、「カバー力が強いものが良い」という方は多くいらっしゃるかと思いますが、ファンデーションの種類により、カバー力は異なります。
まずは、どのような種類があるかを、簡単にご説明します。
ファンデーションの種類
ファンデーションには、以下のような種類があります。
(1)パウダリーファンデーション
粉末を固めた形状で、肌への負担が少なく、さらっとした使い心地です。初心者の方も使いやすく、人気があります。カバー力は低いものが多いです。
(2)リキッドファンデーション
液状ファンデーションで、テクスチャーが軽い物から重いものまで種類が豊富です。保湿成分配合のものが多く、乾燥から肌を守ってくれます。伸びが良く、カバー力が高いものが多いです。
(3)クリームファンデーション
リキッドファンデーションに比べ、テクスチャーが重たく、しっとりとした仕上がりになります。厚塗りになりやすいので、ナチュラルに仕上げるには注意が必要です。カバー力が高いものが多いです。
(4)ケーキファンデーション
水で湿らせたスポンジで使用するファンデーションです。汗や水に強く、のびが良いのが特徴です。化粧崩れしにくいので、カバーしたところが長持ちします。
(5)ルースファンデーション
粉状のファンデーションでパウダーとも呼ばれます。使用感がとても軽く、ナチュラルに仕上がりますが、カバー力は低いです。
シミやそばかすをカバーするのに適したファンデーションの選び方
注意しなければならないのが、シミ、そばかすをカバーするのに、「ファンデーションのみで仕上げる」のか、「コンシーラーも使用して仕上げるのか」ということです。
それにより、選び方は異なります。
「コンシーラーを使うのがめんどくさい!」という方は、ファンデーションにカバー力を求めて選ぶのがよいでしょう。しかし、カバーしなくても良い場所もあるかと思います。
部分的であれば、カバー力が高いものを選ぶ必要はありません。コンシーラーを併用し、ファンデーションは厚ぼったくならないものを選び、ナチュラルな肌を作りましょう。
具体的な選び方は以下の通りです。
(1)広範囲で濃い色味のシミやそばかすがある場合
広範囲でシミ、そばかすが気になる方はカバー力が高い以下のようなファンデーションを選びましょう。
- クリームファンデーション
- ケーキファンデーション
(2)広範囲で薄い色素のシミ、そばかすが気になる方
薄いシミやそばかすが広範囲で存在する場合は、カバー力がありつつ、厚ぼったくなりにくいものを選ぶのがおすすめです。
- リキッドファンデーション
- クリームファンデーション
(3)部分的なシミ、そばかすが気になる方
部分的なシミ、そばかすが気になる方はコンシーラーを使用するのを前提に、ファンデーションを選ぶのがオススメです。
- パウダリーファンデーション
- リキッドファンデーション
- ルースファンデーション
「コンシーラー+薄づきのファンデーション」の組み合わせがオススメ
顔の全体にカバー力の高いファンデーションを使用してしまうと、どうしても厚塗りになってしまいがちです。
化粧崩れの際も直しにくくなりますので、メイクが崩れやすい春夏シーズンは、なるべくコンシーラーを使用し、ファンデーションはリキッドやパウダータイプなど、薄くナチュラルに仕上がるものを選びましょう。
次の記事では、ファンデーションとコンシーラーを使用し、シミやそばかすを上手にカバーする方法をご説明します。
※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。
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