スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

深爪になる原因と治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/20

皮膚付属器の疾患

爪の下の皮膚「爪床」には毛細血管が多く集まっているため、たかが「深爪」と放置すると、大きなトラブルに発展することがあります。ここでは、ドクター監修の記事で、深爪の正しい対処法について解説します。

深爪

深爪とは

深爪とは爪を切りすぎてしまい、指先の皮膚や爪床(爪の下の皮膚)を露出させてしまう現象です。

爪床は毛細血管が多く集まっているので、外傷や感染に非常に敏感な部分です。そのため深爪が原因で引き起こすさまざまな疾患があります。清潔を保つために爪を深く切りすぎたり、子どもに多いのは爪を噛んだりという行為で深爪になります。

深爪が引き起こす疾患

深爪はさまざまな疾患を引き起こします。代表的な例を挙げて解説していきましょう。

化膿性爪囲炎

別名ひょう疽と呼ばれる化膿性爪囲炎は、早期の場合であれば消毒と塗り薬で完治が期待できますが、治療が遅れた場合は爪の一部ないし全体を切除して薬を染み込ませます。

また細菌が侵入しないように患部を隔離する必要があります。症状としては爪床が赤く腫れ、除去した爪は歪んで生えてくることもあります。

陥入爪

陥入爪は爪が周囲の皮膚に食い込んだり刺さったりして起きる炎症です。長期間放置すると出血をともない激しい痛みが生じます。周囲の皮膚や爪が柔らかくなることで、何度も症状を繰り返す悪循環になります。

巻き爪

巻き爪は足の親指に主に生じ、爪が横方向に巻いた状態になります。多くの場合は軽症なので痛みはなく、治療をしない方が多いですが、ひどくなるとトランペット型になったり「の」の字型になったりすると深く食い込み、強い痛みを感じます。

対処法

深爪になっている時には、パンプスやハイヒールなどの先が細くなっている靴は避けましょう。先が細い靴は両側から圧力が発生します。もちろん上からの圧力もあります。すると爪は自ずと皮膚側に下がっていき巻き爪になってしまいます。

また同様に陥入爪になりやすくなります。さらに指の上に物を落としたりすると疾患に繋がるので注意が必要です。

幼児の場合は手の爪を噛んでしまう事がよくあります。すると常に深爪の状態になり爪床が露呈してしまうので、保護者はよく観察をしてあげて、爪を噛まないように注意する必要があります。

また意図せず爪をはがしてしまって出血した場合には、自己判断をせず、クリニックを受診しましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

今すぐ読みたい