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水痘(水ぼうそう)の原因・初期症状・潜伏期間

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/13

ウイルス性疾患

子供の病気の中で特に身近な水ぼうそう。ほとんどの子供が発症するので軽く見られがちな病気ですが、軽い症状では済まない事もあります。水ぼうそうについて詳しく理解していないと、いざというときに慌ててしまいます。ここでは水ぼうそうの原因や症状について詳しく解説します。

水ぼうそう

水ぼうそうの原因

水ぼうそうは「水痘帯状疱疹ウイルス」という極めて小さなヘルペスウイルスの一種が原因で発症します。このウイルスは人間だけに感染するとても強いウイルスです。

感染経路は大きく分けて3種類あり、空気中にあるウイルスを吸い込んでしまう空気感染、くしゃみや咳で飛び散ったウイルスを吸い込んでしまう飛沫感染、手に付いたウイルスが体内に入る接触感染です。

水ぼうそうの症状

症状は「発熱→発疹・水疱→かさぶた」と大きく分けて三段階の流れで進行します。

初期症状:発熱

発熱は通常3日から4日程続きます。多くの場合は37℃程度で、だるさや食欲不振、頭痛などを伴います。乳幼児の場合は症状に気付けない場合があるので注意が必要です。

第2段階:発疹・水疱

発疹は小さく赤いぶつぶつ状に現れます。ほとんどの場合はまず腹部や顔に発疹が起こります。見た目ではあせもや虫刺されに似ているので判断がつかない場合がありますが、徐々に発疹は膨らんでいき水疱になります。

この時には腹部や顔だけでなく身体のあらゆるところに広がっていきます。水疱ができると強いかゆみが出てくるので、どうしてもかきむしってしまいがちですが、患部に雑菌が侵入してしまうので出来るだけかきむしらないように注意が必要です。これが原因で跡が残ってしまうケースもあります。

最終段階:かさぶた

水疱がしだいにかさぶたになり、はがれ落ちていきます。これで水ぼうそうは治ったと言えます。全てのかさぶたがはがれ落ちるまでは約3週間かかると言われています。

潜伏期間と感染期間

水ぼうそうの原因である「水痘帯状疱疹ウイルス」は約2週間、体内で潜伏しています。その間ウイルスは体内でどんどん増えていき、最終的には皮膚に現れます。

発疹が出る2~3日前からかさぶたになるまでは感染の恐れがあります。発疹が出る前は喉からウイルスが放出され、発疹が出てからは水疱の中の液体によって感染します。

水ぼうそうの脅威

水ぼうそうはワクチンを接種することで、もし発症しても症状を軽く済ませることができます。しかしワクチンを接種しなかった場合では、約100万人に20人が死亡すると言われています。

特に乳幼児や成人は子供と比べると重症化する確率が高くなります。また妊婦の場合は胎児や新生児にも悪影響を及ぼすので、注意が必要です。

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