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紅皮症で最も多い「乾癬性紅皮症」の原因・症状・治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/14

角化症

乾癬性紅皮症は乾癬という病気が悪化し、全身が真っ赤に炎症をおこす病気です。乾癬は皮膚の一部に赤く盛り上がった皮疹ができ、白い垢のようなものが付着してボロボロとはがれ落ちていきます。さらにこの症状が悪化し、赤い皮疹が全身におよぶと乾癬性紅皮症を患います。健康な皮膚が一切なくなるほど症状が悪くなる場合があり注意が必要です。ここではドクター監修の元、乾癬性紅皮症の症状や原因、治療法について詳しく解説します。

乾癬性紅皮症

乾癬性紅皮症とは

乾癬性紅皮症とは乾癬が悪化することで発症する病気で、乾癬の症状が全身におよんだ状態のことを示します。

乾癬は皮膚の一部にニキビのような赤いツブツブが発生し、次第に周りへ拡散していきます。その時に白い垢のようなものが付着し、その後ぼろぼろとはがれ落ち、ある時を境に消失します。

しかし何らかの原因によって皮疹が他の部分にもおよび、全身が真っ赤に炎症すると乾癬性紅皮症になります。発症頻度は低く特殊な症状なので、乾癬になっても過度に心配することはありませんが、万が一乾癬性紅皮症に進行してしまったら、早めに適切な処置をしなければなりません。

乾癬性紅皮症の原因

乾癬性紅皮症は乾癬が進行して発症する病気ですが、なぜ進行するのかという確定的な理由はわかっていません。しかし主に強い治療を継続したり、急激に治療を中止したりすると乾癬性紅皮症へと進行すると言われています。また紅皮化しやすい体質の方がいるようで、そのような場合にも進行します。

乾癬は周囲からの目がとても気になる病気なので、重く考えてしまう方が少なくありませんが、治療のストレスを感じるとかえって症状を悪化させてしまいます。乾癬は比較的多くの方が発症している病気ですし、人に感染する病気でもありません。必要以上に深刻にならずに、また周囲の方がしっかり理解してあげることが進行を防止する1つの策となります。

乾癬性紅皮症の症状

乾癬性紅皮症の症状は、乾癬の症状が全身におよび真っ赤に炎症するというものです。症状の度合いによって異なりますが、皮疹の間に健康な皮膚が存在する場合もありますし、すべてが融合して健康な皮膚が一切なくなる場合もあります。

全ては乾癬から移行したものなので、乾癬を気長にじっくりと治療することで症状が治まっていくことがあります。

乾癬性紅皮症の検査・診断

乾癬性紅皮症の診断はドクターの視診から始まり、次いで血液検査を行います。その結果乾癬性紅皮症の可能性が高ければ入院をしてさらに詳しい検査を行います。

乾癬性紅皮症の治療

乾癬性紅皮症の治療は、外用薬、内服薬、光線療法などで乾癬そのものを治療していくほかありません。もしも全身が真っ赤に炎症してしまっても、この病気は他人に感染することはなく、日常生活に支障をきたすことはありません。ただ周囲の人の目が気になるため、そのことでストレスを抱えてしまうと、さらに症状が悪化する場合があります。

周囲の方たちもこの病気に対してしっかり理解を深め、皆で気長に治療を進めていくことが大切です。

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