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子供に多い「線状苔癬」の原因・症状・治療法

更新日:2018/05/07 公開日:2014/05/21

角化症

線状苔癬(せんじょうたいせん)は乳幼児から学童にかけて多く生じる皮膚の病気です。赤く平たい皮疹ができ、慢性的に生じるのが特徴です。ここでは線状苔癬の特徴について詳しく解説します。

線状苔癬

線状苔癬とは

線状苔癬(せんじょうたいせん)は乳幼児から学童にかけての子どもに多く発症するのが大きな特徴です。成人にも起こることがありますが極めて稀です。病名のとおり線状に赤く平たい皮疹が皮膚に生じる慢性疾患です。慢性的に生じるものなので約数ヶ月から1年症状が続きます。

長期間に渡って症状が進行すると、親御さんは心配しますが、特別な治療を施さなくても自然に消えていきますので過度な心配は不要です。

線状苔癬の症状

線状苔癬は主に手や足に生じることが多く、次いで体幹や顔面にも生じることがあります。現れる皮疹は淡い赤色をしており、平たいのが特徴です。また大きさは約2mm~4mmで、多くの場合円形や多角形をしています。表面はわずかにうろこ状になっており、光沢が認められます。

皮疹は線状に並んで延長して発生します。しかし神経支配とは異なります。かゆみや痛みなどの自覚症状はなく見た目だけが気になります。配列した皮疹は数ヶ月間慢性的に進行しますが、次第に姿は薄くなり約1年で自然に治癒します。

線状苔癬の原因

線状苔癬はさまざまな理由が考えられておりますが、残念ながら未だに詳しい原因は解明されていません。

線状苔癬の治療

長期間慢性的に続くので心配になりますが、自然治癒するので特別な治療は必要ありません。しかし時にステロイド軟膏を使用して治療する場合があります。爪母の近くに配列した皮疹ができた場合は爪甲の変形を防ぐために副腎皮質ホルモン製剤、フルドロキシコルチドを貼り付けます。

線状に配列して皮疹ができるため帯状疱疹とよく間違われる病気です。線状苔癬には治療は必要ありませんが帯状疱疹の場合は治療が必要になります。もし線状の皮疹が水ぶくれになるなどしたら帯状疱疹が疑われるので早めにクリニックを受診することをオススメします。

また、炎症性線状疣状表皮母斑、色素失調症、扁平苔癬などの他の病気にも類似しているので、心配であれば専門のドクターに相談してみましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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