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蕁麻疹(じんましん)の原因って?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/23

蕁麻疹・痒疹・皮膚掻痒症

蕁麻疹とはどのような症状があり、どのような原因で起きるものなのでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、蕁麻疹が起きる原因とそのメカニズムについて解説します。

蕁麻疹

数時間のうちに身体中に現れては消えていく赤いブツブツ。この蕁麻疹(じんましん)ができる原因はどこにあるのでしょうか。また症状が似ている湿疹とは、どの点が異なるのでしょうか。

まずは蕁麻疹が起きているお肌では何が起きているのかを知り、その原因について見てみましょう。

蕁麻疹の症状と、湿疹との違い

蕁麻疹は1日のうち症状が現れたり、消えたりします。よく言われるのは夕方から夜にかけてかゆみと赤みが現れ、翌朝から翌日の午前中には消え、また夕方から現れるということを繰り返します。つまり、数時間単位で出没を繰り返すのが蕁麻疹の大きな特徴と言えます。かゆみを伴う赤いブツブツやかさつきが一週間以上続く湿疹と比べて、大きく異なる点はここにあると言えるでしょう。

また蕁麻疹は湿疹と比べてかゆみが強く、境目のハッキリしたミミズ腫れのような皮疹が全身に広がるのも特徴です。このミミズ腫れのことを「膨疹(ぼうしん)」といいます。

蕁麻疹ができる原因

蕁麻疹が起きる原因は1つではありません。その原因を大きく分類すると、アレルギー性のものと、非アレルギー性の2つに分けられると言われています。

(1)アレルギー性蕁麻疹の原因

アレルギー性の蕁麻疹の場合、その原因は食物や食品添加物など口から摂取して体内に摂り入れるものやダニやハウスダストなどの外的環境によるもの、そして抗生物質などの薬物によるものだと言われています。

特に食物で言えば青魚や乳製品、小麦、卵、ソバなどのアレルギー成分などが相当します。環境によるものとしては、他にカビや花粉なども含まれます。薬物では解熱鎮痛剤、咳止めなどが原因となることもあります。

(2)人工蕁麻疹・非アレルギー性蕁麻疹の原因

非アレルギー性蕁麻疹の原因としては、多くのものが考えられます。

例えばベルトやハンドバックの紐、下着などのしめつけ、皮膚のひっかきによって物理的な刺激を受けて起きるものや温熱・寒冷などの温度差の刺激によって症状が現れるもの、紫外線を浴びた部位にだけ起きるものなど、色々な蕁麻疹があります。

蕁麻疹はどのようなメカニズムで起きるの?

これらの物質が身体の細胞によって異物として認識されると、細胞は異物がこれ以上体内に浸透するのを防ごうとして、様々な化学物質を放出します。特に、その化学物質の中のヒスタミンは、皮膚の血管を拡張させる働きがあります。すると、血液中の水分が血管の外に漏れ出して、皮膚が赤く腫れさせるというわけです。

また、このヒスタミンはかゆみを感じる神経を刺激するものなので、赤く腫れるのに伴ってかゆみも現れます。これが一般的な蕁麻疹のメカニズムだと言われています。

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