足の臭いの原因|汗で蒸れる・雑菌が繁殖する
足の臭いの原因は、根本的には以下の3つです。
- 足に汗をかき、蒸れる
- 余分な角質が汗でふやける
- 角質をエサに雑菌が繁殖する
それぞれの原因に対し、しっかりと対策を行えば、必ず足の臭いを解消することができます。
足の臭いの原因については『足のニオイが気になる!原因と対策は?』でも詳しく解説しています。
原因別!足の臭いを消す改善方法
それでは、原因別に対策方法を見ていきましょう。
足の裏には汗腺がたくさん存在するため、靴を履いた状態では、1日に約コップ1杯分の汗をかくといわれています。
汗自体を止めることは難しいため、以下のような対策が有効です。
(1)足の汗対策
- できるだけ靴下をこまめに履き替える
- 抗菌防臭効果のある中敷きを入れる
- 蒸れにくい靴を履く
特に汗の多い足指の間には、専用のガーゼなども発売されていますので、利用してみるのもよいでしょう。また、合成皮革の靴は通気性が悪いので、本革を使用したものや、可能であれば布製のものやサンダルを履くようにしましょう。
一度履いた靴は陰干しをし、完全に湿気が抜けてから履くようにしてください。
そのほか、靴下の素材や選び方、防臭効果のある素材を靴に入れておくなどの工夫もあります。
詳しくは『靴を脱げない!足の臭いの原因と対策』をご覧ください。
(2)角質対策
足の角質ケアにおいて、もっとも手軽な方法が、入浴時に軽石などで適度に取り除くことです。しかし、こすり過ぎると肌を傷めたり、水虫などに感染しやすくなります。
予算が許せば、フットケアサロンなどで適切な処置を受けるのがおすすめですが、自宅で使える足用のスクラブ剤やピーリング剤なども販売されています。軽石などでは「ついついこすり過ぎてしまう」という方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
自宅でのかかとの角質ケア方法について詳しく知りたい方は、
詳しくは『ガサガサ乾燥の足をすっきりさせる角質ケア方法』をご覧ください。
をご参照ください。
(3)雑菌対策
足の雑菌対策としては、以下のようなことを実施しましょう。
- 朝出かける前に足を洗う(においが強い人はお酢を入れたお湯で足湯をしましょう)
- 足を拭き、完全に乾いてから消臭スプレーやクリームを塗る(特に足の指の間は念入りに!)
- 外出先で汗ばんだら、なるべく早めに除菌効果のあるウェットティッシュで足を拭き、消臭スプレーやクリームを塗り直す
- 履いた靴の内側はアルコールスプレーなどを吹き付けて拭く
雑菌対策としてもっとも簡単なのが、市販の殺菌効果のある消臭スプレーやクリームなどを使用することですが、すでに汗ばんでいたり、臭くなってから塗布しても効果は半減してしまいます。
使用する前は、足を洗い、完全に乾かしてから使用しましょう。外出先では、殺菌効果のあるウェットティッシュなどで足を拭いた後に使用してください。
すでに雑菌が繁殖し、靴自体が臭う場合は、洗えるものは自宅で洗いましょう。自宅で洗えないものは、新しくするなり、靴のクリーニングサービスを利用するのがおすすめです。
水虫や病気、ストレスなどの可能性もチェック
自律神経失調症や、水虫などの病気が原因の場合もあります。病気が疑われる場合は、ドクターに相談してみてください。
また、体内から発生する「疲労臭」も原因の一つです。疲労臭は、不規則な生活やストレスから生まれるにおいです。それを防ぐには、十分な睡眠を取り、過食・過剰飲酒に注意するなど、生活習慣を見直しましょう。また入浴をゆっくり楽しむなど、リラックスし、ストレスを溜めないよう心がけてください。
足の臭いは人に言えない深刻な悩みです。気になる方は、これらの対策をぜひ一度試してみましょう。
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