むくんだ足を解消するだけでなく、すらっとした美しいラインの足を手に入れたいですよね。
足のむくみを解消するために効果が期待できる方法はいくつかありますが、ここでは足枕について解説します。
まずは足のむくみの原因から簡単に説明します。
足のむくみの原因とは?
足のむくみは血液の循環と密接に関係しています。
心臓から送り出された血液は、各細胞に酸素や栄養分を送り届けながら全身を巡ってまた心臓に戻ってきます。このとき下半身を巡った血液は、余分な水分を受け取りながら重力に逆らって心臓に戻ることになります。
この戻ろうとする流れをサポートするのが足にある筋肉です。
ところが、筋肉疲労や運動不足による筋力の低下によってそのサポート力が低下すると、心臓まで上手く血液が戻ることができずに、下半身に余分な水分が滞ってしまいます。長時間の立ち仕事やデスクワークでは、足の筋肉が疲労して血液を心臓に戻す役目を十分に果たせず、むくんでしまうのです。
詳細は『ドクターが解説!足のむくみ(浮腫み)の本当の原因』をご覧ください。
美脚をつくる足枕
むくみの原因となった重力ですが、その重力を逆に利用して、足に溜まった余分な水分を心臓に戻すために利用するのが足枕です。
横になるときに足を枕などに乗せて心臓よりも高くすることで、血液が足先から心臓へ戻りやすくなります。また、血行が良くなることでリンパの流れも促されますから一石二鳥の効果が期待できます。
どうやって使うの?
血液をよりよく循環させるために、足枕はどの程度の高さが必要なのでしょう。
一般的に効果が認められている高さは15〜20cmで、足首の下に入れて膝下を高くして使用します。高さの目安は、足を自分の心臓よりも高い位置に置くことです。
膝下を圧迫しない柔らかな素材がオススメで、次のような身近なものを足枕にできますから、さっそく今夜から試してみてはいかがでしょうか。
- バスタオルを丸め、自分に合った高さに調節して使う
- クッションを利用する
- 座布団を二つ折りにして使う
足枕を使う際の注意点
上記のもので作った15〜20cm程度の高さの足枕は、就寝中に寝返りをうつと外れやすいですが、足枕は夜の就寝中に使用するよりも短い時間で横になるときに使用するのがポイントです。寝ている間中ずっと足を高くしていると今度は足先への血流が悪くなるという問題が発生してしまうのです。また、かえって疲れが取れなくなる可能性もありますから注意しましょう。
また、腰痛がある方は足を上げることで腰に負担がかかりますから、足枕の使用は控えめにしたほうがよいでしょう。
このように足枕も使い方によっては一長一短ありますから、ご自分の身体と相談しながら最適な高さや時間などを調整するとよいでしょう。
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