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オールインワンゲル(ジェル)の種類とおすすめの配合成分

更新日:2016.12.09
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
札幌シーズクリニック 院長 大久保真

オールインワンゲル(ジェル)は、お肌の状態や肌質にあわせて最適なものを選ぶことが大切です。乾燥肌用、敏感肌用、美白用など、種類ごとに有効成分が変わってきますので、選ぶ際には成分にも注目しましょう。オールインワンゲル(ジェル)の種類と配合成分について、ドクター監修のもと詳しく解説します。

オールインワンゲル(ジェル)の種類とオススメの配合成分

今や各化粧品メーカーがこぞって発売しているオールインワンゲルですが、品数だけでなく、その種類もとても豊富です。同じブランドのものであっても3~8種類ぐらいのラインナップが取り揃えられていますので、自分のお肌の状態や肌質に合った最適なものを選べるでしょう。

お肌の状態は、個々人でまったく違います。そのため、ある人にとって非常に効果的な化粧品だからといって、自分にとっても有効だとはかぎりません。特に、オールインワン化粧品の場合はさまざまな効果がひとつに集約されているので、その分お肌との相性をしっかり見極めないと思わぬ肌トラブルを生む可能性もあります。

オールインワンゲルの種類と成分

最適なオールインワンゲルを選ぶには、それぞれの配合成分に着目することが大切です。以下に、種類別にオススメの配合成分についてまとめました。

乾燥肌用オールインワンゲル

最も基本的なオールインワンゲルです。肌トラブルの多くは乾燥を防ぐことによって解決することができるため、スキンケア製品は主に保湿目的のものが多いです。迷ったときは、保湿力と保水力に優れたものを利用してみましょう。

乾燥肌用オールインワンゲルの特徴的な成分は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどがあげられます。セラミドやヒアルロン酸は保水力が高く肌の中でしっかり水分をキープします。また、コラーゲンは肌の弾力を保つ役割を果たしていますが、化粧品として配合される場合は保湿成分として使用されます。

他にも、皮膚を保護し健康な状態を保つアミノ酸などの美容成分が含まれているものも多いです。

ハリや弾力を取り戻すオールインワンゲル

年齢とともにお肌のハリや弾力が失われていくのは仕方のないことです。だからこそ、若々しさを保つには、エイジングケアを徹底してお肌を引き上げることが大切なのです。

肌のハリや弾力は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが担っていますので、これらの働きを活性化させ、コラーゲンがつくられるのを促す成分の入った化粧品と取り入れることが重要です。コラーゲンを増やす成分の中で効果が高いとされているのは、ビタミンC誘導多やレチノール、ナイアシンなど。それぞれ特徴がありますので、肌質にあったアイテムを見つけ、いつまでも若々しく健康なお肌を保つようにしましょう。

美白用オールインワンゲル

色素沈着によるシミも、年齢と共に出てくる肌悩みのひとつです。そのため、美白用オールインワンゲルの需要は高く、たくさんのメーカーからさまざまな商品が発売されています。

美白用オールインワンゲルの場合は、抗酸化ビタミンとして知られるビタミンEやビタミンC誘導体が豊富に含まれているものを選ぶとよいでしょう。アミノ酸がたくさん配合されているものもオススメです。アミノ酸には肌本来の力を引き出す効果があるため、ターンオーバーの正常化に繋がります。

敏感肌用オールインワンゲル

肌が弱いからオールインワンゲルは使えないという方も多いのではないでしょうか。単体の化粧品ですらお肌への刺激を感じやすいのに、さまざまな成分がひとつに詰まったオールインワン化粧品なんて言語道断と思うにちがいありません。しかし、メーカーによっては、肌が弱い人に向けた敏感肌用オールインワンゲルを発売しているところもあるのです。

敏感肌用オールインワンゲルには、和漢植物エキスを利用してお肌にやさしいゲルを実現しているものが多いです。また、セラミドやアミノ酸を配合することで、お肌本来のバリア機能を底上げするよう作られたものもあります。

このように、一言でオールインワンと言ってもその種類と効果はさまざまです。オススメの成分を参考に、自分に合った一品を探してみてください。

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