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青汁の素材と成分(3)明日葉(あしたば)の栄養素と特徴

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/01

青汁の基礎知識

青汁の原料として使用される明日葉は、強い生命力を持つことで知られ、豊富な栄養素を含んでいます。明日葉の特徴や含まれる栄養素、明日葉だけが持つ希少成分について、ドクター監修の記事でご紹介します。

青汁の素材と成分(3)明日葉(あしたば)の栄養素と特徴

青汁の原料としてはケール、大麦若葉が有名ですが、最近では明日葉(あしたば)に含まれる栄養素や希少成分にも注目が集まっています。たとえば食物繊維なら、代表各であるケールのおよそ1.5倍も多く含まれています。水溶性食物繊維には炭水化物や糖質の吸収を抑える作用がありますし、その保水性によって腹持ちもいいです。糖尿の心配がある方やダイエット・美容のために青汁をとろうという方にオススメの原料と言えますね。

明日葉とは?

明日葉は、セリ科シシウド属の植物です。原産国は日本で、房総半島や三浦半島など、暖かい太平洋沿岸に自生しています。古くから葉と茎は食用にされており、独特の苦みと風味が特徴です。

「今日、葉を摘んでも明日には新しい芽を出す」と言われるほどの生命力を持ち、これが「明日葉(あしたば)」という名前の由来ともされています。

明日葉に含まれる栄養素

強い生命力を持つ明日葉は、多くの栄養素を含んでいます。明日葉に含まれる注目の栄養素を見ていきましょう。

ビタミン

明日葉には、ビタミンCをはじめとした数種類のビタミンが含まれています。中でも、新陳代謝や成長には欠かせないビタミンB2の含有量は特に多く、生活習慣病への効果が期待されます。また、「造血ビタミン」と呼ばれるビタミンB12は、地上の植物では明日葉にしか含まれていない希少な成分と言われています。強力な抗酸化作用があるため、癌予防や老化防止に役立ちます。

カルコン

明日葉の茎を切ると黄色いネバネバとした汁がにじみ出てきます。この黄色い汁に含まれているのがカルコンというポリフェノールで、現在も研究が続けられている貴重成分です。ポリフェノールの成分は、胃酸の分泌を抑える作用や抗菌作用があるため、さまざまな病気の予防に効果があるとされます。明日葉以外の野菜にはほとんど含まれていません。

β-カロテン

明日葉に含まれるβカロテンの量は、ケールや大麦若葉より多いと言われます。体内に入ったβカロチンはビタミンAに変換され、ウイルスの侵入を防いだり、気管支や胃腸の粘膜を正常に保つ働きをします。また、抗発ガン作用や動脈硬化の予防、髪の健康維持や視力維持など、幅広い効果が期待できる成分です。

ほかの野菜にはない栄養素や、体内の必須栄養素が豊富に含まれた明日葉は、ケールや大麦若葉と一緒に積極的に摂取したい野菜ですね。