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口臭の元!舌苔ができる原因

更新日:2018/02/08 公開日:2014/07/01

口臭の原因と基礎知識

口臭の原因のひとつと言われる舌苔。口内が乾燥したり、体調不良により免疫力が低下しているときにできやすいといわれています。舌苔とは何か、なぜできてしまうのかについてドクター監修のもと解説していきます。

舌苔

なんとなく舌に違和感があると思って鏡で見てみると、舌の表面が真っ白!という経験はありませんか?誰の舌にもある舌苔ですが、その状態によっては口臭の原因になることも。

舌苔の状態を知ることは、口臭対策とともに身体の健康をチェックすることにもなります。それでは舌苔について詳しく解説します。

「舌苔」ってなに?

舌苔とは、舌の表面にある糸状乳頭とよばれる組織の上や突起の隙間に付着した食べカスや、剥がれ落ちた粘膜細胞などのかたまりに細菌が繁殖してうっすら白くなったものです。

唾液の分泌が少なく口内が乾燥している場合や、体調不良などにより免疫力が低下してしまうと細菌の繁殖が進み、舌苔も増えて口臭の原因となります。

正常な舌苔と異常な舌苔の見分け方

正常な舌苔

舌全体が薄いピンク色で、その上に舌先と縁を除いた部分にうっすらと白く舌苔が付いている状態が正常です。

異常な舌苔

舌苔が口臭の原因となり得るような異常な状態であるときには、その原因によって舌苔に特徴的な様子が見られます。またその特徴を見分けることによって身体の不調などを判断することができます。

白く厚い舌苔
疲れた時や代謝が悪い時に現れ、風邪や高熱、口内炎が出ている時に多く見られます。また自律神経の乱れもその原因と考えられ、不眠症や精神的なトラブルを抱えている方にもよく見られる状態です。ただし、舌の縁や裏側まで白い場合は白板症という病気の可能性があるので、口腔外科で診てもらうことをおすすめします。
黒っぽい舌苔
抗生物質を長期間服用していると黒っぽい舌苔がつくことがあり、これは「黒毛舌」と呼ばれています。舌苔が黒っぽくなったからといって勝手に薬の服用を止めるのではなく、医師に相談しましょう。
黄色っぽい舌苔
舌苔が黄色みがかっている原因として考えられることは、タバコの吸い過ぎ、慢性胃炎、消化不良、便秘、胃下垂、脂肪肝、アレルギー性疾患、婦人科系のトラブルなどです。暴飲暴食をしない、冷たいものの摂取やアルコール、喫煙を控えること、消化の良いものを食べるなどして胃を休めましょう。それでおさまらない場合は、消化器科で診てもらうことをおすすめします。
全く舌苔がない
舌苔がまったくない状態は、呼吸器系になんらかの疾患があるか栄養状態が悪い、代謝機能が衰えむくみが慢性化している可能性があります。特に喘息などの症状がある方は内科で診察を受けてみるほかに、冷たいものや生ものを避け、温かいものや栄養バランスのとれた食事を意識して摂るほか、鉄分とミネラルを積極的に摂取しましょう。
舌苔が所々剥がれている
「地図舌」とも呼ばれる状態で、このような舌苔になる原因として、胃腸が弱っている、ビタミン・タンパク質不足、消化不良などが考えられ、アトピー性皮膚炎の方にもよくみられます。特にビタミン類が欠乏していないかよく考えた栄養のバランスがとれた食事を摂ることが大切です。それでもなかなか改善されない場合は内科を受診してみることをおすすめします。
赤いポツポツが目立つ
「木苺舌」とも呼ばれる状態で、不眠症などの精神的なトラブルや、特に女性においては自律神経失調症、更年期障害などの場合によく見られます。この場合、ストレスを溜めこまないようにする対策が重要だといえ、生活環境から見直してみることが大切です。ただしまれにではありますが、溶連菌感染症にかかっているときにも似たようにイチゴのような舌になる症状が現れる場合があるので、高熱や湿疹が出ている場合は速やかに病院で検査を受けてください。

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