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美の味方?ケイ素(シリカ・珪素)の効果・効能

更新日:2017.12.14
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

ケイ素は健康や美を保つ上で欠かせない成分の1つとされています。シリカとも呼ばれ、人の身体において必要不可欠なものとして近年注目を集めています。シリカ(ケイ素)の体内での働きと効果について、ドクター監修のもと紹介します。

シリカ

健康や美を保つ成分として、シリカ(=ケイ素)に注目が集まっています。シリカとは岩石や土壌、粘土などを構成している元素のことを指します。

そのシリカが健康や美容に対してどのような働きをするのか、なぜ重要であるのかについてご紹介します。

体内での働きと効能

実はシリカ(=ケイ素)は、ケイ酸塩として皮膚や骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、人の身体の様々な部位に含まれており、なかでも皮膚への含有量が一番多いとされています。

体内に含まれるシリカは肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けしてくれています。つまり健やかな素肌や強い骨、しなやかな髪には、シリカの働きが少なからず関係しているというわけです。

特に肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働きがあるため、健やかな肌には必要不可欠な成分と言えます。

シリカが含まれる食品

シリカは、加齢により次第に減少するといわれている成分なので、日頃から食品などで摂取することをおすすめします。以下、シリカを多く含む食品です。

ワカメの茎、アサリ、昆布、大豆、ゴボウ

なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多いといわれていますが、大人が1日当たりに必要とするケイ素は9mgですから、含有量の多いワカメで考えても、毎日200gずつ食べなければならないという計算になります。

シリカを食事以外で取り入れることの必要性

白米や精白パン、加工食品が多く取り入れられている現代の典型的な食事内容からは、シリカの摂取量は非常に少ないと推測されます。上記にもあるように、そもそも食事で1日に必要なシリカを摂取しつづけるのは非常に困難であることが分かります。

これらの理由からも、サプリメントなどの健康食品や化粧品などからシリカを取り入れることが効果的と言えます。

ケイ素不足になるとどうなるのか

では、ケイ素不足になってしまうとどのようなことが起こるのでしょうか?先述の通り、ケイ素は皮膚や骨、毛髪、爪など身体の様々な部位に存在しており、それらの成長促進や再生を手助けする役割を担っています。

例えば骨を強くするためにはカルシウムが必要とされていますが、実はカルシウムを効率良く補給させるためには、ケイ素の働きが重要なのです。のみならず肌、爪、毛髪、歯などの老化もケイ素不足が関係していると言われてます。

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