詰まり毛穴や黒ずみ毛穴、ニキビ毛穴やたるみ毛穴には、毛穴に溜まった汚れや皮脂、古い角質を取り除くことが大切なケアのひとつとなります。しかし、詰まっていた物が取れても毛穴が開いたままでは意味がありません。そこで、毛穴の詰まりを取った後の仕上げとして、氷マッサージについてご紹介します。
氷マッサージとは?
「氷マッサージ」と聞くと、氷を直接肌の上に滑らせるようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。実際は氷をガーゼやタオルで包み、間接的に肌に押し当てていくものです。それでは氷マッサージの方法を具体的に見ていきましょう。
(1)メイクをしている場合はクレンジングで落とし、その後ぬるま湯で丁寧に洗顔します。
(2)片手で持てるくらいの氷をガーゼかタオルに包み、皮脂分泌が活発なTゾーン、乾燥しやすい頬の順で軽く押し当てるようにマッサージしていきます。
(3)マッサージが終わったら、速やかに化粧品による保湿ケアを行います。化粧水、美容液、乳液、クリームの順でケアしましょう。
氷マッサージがもたらす効果
氷で冷却される刺激により、血行促進効果が期待できます。血流が良くなることで新陳代謝が高まるため、ターンオーバーを促し、エイジング効果にも繋がると言われています。また、紫外線による日焼けの炎症(肌の火照り、赤み)を抑える効果もあります。皮脂を取り除く効果もあるため、オイリー肌の方には皮脂コントロールをするのにも役立つかもしれません。
氷マッサージをする際の注意点
思わぬトラブルを招かないためにも、以下の注意点をしっかり把握したうえで行うようにしましょう。
マッサージ前には必ずクレンジング、洗顔を
汚れや皮脂、メイクなどが毛穴に留まったままでマッサージをしてしまうと、毛穴を余計に詰まらせる原因となります。
水道水で作った氷は使わない
水道水には塩素が少なからず含まれています。塩素は肌にとって刺激が強く乾燥や肌荒れなどの原因となる恐れがあるので、ミネラルウォーターや真水で作った氷を使いましょう。ミネラルウォーターの中でも、硬水は肌の乾燥やごわつきなどの原因となるので、こちらも避けましょう。
ニキビのある部分には行わない
赤く炎症を起こしているニキビの部分には氷マッサージが効果を持たず、逆にその刺激でニキビを悪化させてしまう場合があります。ニキビでなくとも、何らかの影響で化膿しているような部分では行わないようにしましょう。
マッサージ後の保湿は念入りに
氷で肌を冷却することにより、血行が促進され体温が上昇します。よって、いつも以上に肌の水分が蒸発し乾燥しやすい状態になっています。乾燥は毛穴トラブルを悪化させる大きな原因のひとつですから、毛穴が引き締まったからといって満足せず、化粧水からクリームまでのトータル保湿ケアを心がけましょう。
氷で直接マッサージしない
肌が凍傷を起こす恐れがあるので、氷を直接あててのマッサージは避けましょう。また、ガーゼなどで包んで行う場合でも、長時間のマッサージは肌の潤いを必要以上に奪ってしまいます。温冷差によって蕁麻疹や赤みが出るといった危険性もあるため、絶対に行わないようにしましょう。
強い力を加えない
氷を包んだガーゼやタオルなどで肌をゴシゴシ擦ったり、叩き込むような強い刺激を与えると、肌表面の角質層を傷つけ、毛穴トラブルを悪化させる恐れがあります。注意しましょう。
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