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毛穴のタイプ別!コンシーラーの選び方・使い方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.08.01
ドクター画像
この記事の監修者
サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 院長 松本歩

ファンデーションで隠し切れない毛穴の開きや黒ずみをカバーするコンシーラー。自分の毛穴に合ったものを使わないと効果を十分に発揮しません。今回は、メイクのプロであるメイクアップアーティストが、毛穴をきれいに隠すコンシーラーの選び方・使い方を伝授します。

コンシーラーイメージ

ファンデーションで隠し切れない毛穴をカバーするには、コンシーラーを正しく選び、使用することが重要です。毛穴に合わないコンシーラーを使用すると、カバー効果が十分に発揮されません。それにはまず、自分の毛穴のタイプを知ることが必要です。

■4つの毛穴タイプ

毛穴のタイプには、大きく分けると以下のような種類があります。

  • たるみ毛穴:肌のたるみによって毛穴が開いた状態
  • 凹凸毛穴・クレーター毛穴:ニキビの炎症などによって肌がダメージを受け、毛穴部分が凸凹になった状態
  • 脂毛穴:角栓が毛穴に詰まった状態
  • メラニン毛穴:毛穴周辺の皮膚にメラニンが発生し、黒ずんで見える状態

前回は『化粧下地の選び方』をご紹介しましたが、今回はこれら4つの毛穴をきれいに隠すためのコンシーラーの選び方、使い方をご紹介します。

■毛穴の開きにはリキッドコンシーラー

たるみ毛穴や凹凸毛穴のように毛穴の開きが目立つ場合は、少し柔らかめのリキッド系タイプのコンシーラーがおすすめです。柔らかいコンシーラーはしっかり毛穴を埋めてフラットにしてくれるので、毛穴をきれいに隠すことができます。

コンシーラーをファンデーション前に使用すると、しっかりとカバーはできますが、ファンデーションによるカバー効果を考慮せずにコンシーラーだけで毛穴を隠そうとしてしまい、厚塗りになりがちです。厚塗りを防ぎたい方は、ファンデーション後にコンシーラーを使用してください。

コンシーラーの塗りすぎを防ぐため、手の甲にコンシーラーを取ってから指で気になる部分に伸ばしてください。手の甲に出すと体温で伸びが良くなり、塗りやすくなります。そして、毛穴の影を作らないよう、叩き込むようにコンシーラーを塗ってください。コンシーラーは肌より少し明るめの色を使用するのがポイントです。

■毛穴の黒ずみにはスティックコンシーラー

皮脂毛穴やメラニン毛穴のように黒ずんだ毛穴には、固めのスティックコンシーラーを使用してください。固いコンシーラーは柔らかいものと比べると崩れにくく、カバー力が強いので、特に黒ずみが気になる鼻の毛穴を効果的にカバーしてくれます。

気になる部分にコンシーラーを塗り、皮膚とコンシーラーの境目をぼかすように馴染ませましょう。小鼻横は塗りにくいので、まず筆にコンシーラーをつけて大まかに塗り、その後に指またはスポンジで叩き込むときれいに仕上がります。

一度にまとめて塗ろうとすると仕上がりが粗くなってしまうため、まずは少な目に塗り、足りないと思ったら重ね付けをしてください。丁寧に仕上げることで、手間はかかりますが、仕上がりと持ちが格段によくなります。

毛穴が気になる方は、上記を参考に、ポイントを押さえてコンシーラーを上手く活用してみてください。ただ、コンシーラーを使用しないほうが手間もかからずヨレにくいので、いつものメイクで毛穴のカバーが上手くいかない方は、化粧下地やファンデーションからの改善をおすすめします。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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