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ストレスが膀胱炎の原因になる?

更新日:2018/05/10 公開日:2014/08/01

膀胱炎の原因と予防法

膀胱炎の原因の1つに、ストレスがあると言われています。ストレスは免疫力を下げる大きな要因になるためです。ストレスと膀胱炎の関係とその対処法について、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

ストレスが膀胱炎の原因になる?

膀胱炎(急性膀胱炎)は、大腸菌などの膀胱炎の原因となる細菌が尿道口から入り、膀胱に炎症が起こって発症します。通常は多少の細菌が尿道に侵入してきても、排尿すれば細菌は体外に排出されます。

また、膀胱にまで侵入してしまった細菌があっても、通常であれば白血球などの免疫機能が働いて排除されます。しかし免疫力が低下していると、細菌を早い段階で排除できず、増殖を許してしまいます。

免疫力が低下する原因は疲労や病気などさまざまですが、ストレスもその大きな要因となります。

ストレスが免疫力を下げる理由

私たちが健康を保つためには、自律神経のバランスを保つことが大切です。自律神経とは、意識しなくでも自然に身体の各機能を調整するように働く神経で、交感神経と副交感神経の2系統があります。

交感神経は興奮をもたらし日中の活動を支える神経で、仕事や運動などを行える状態に身体を整えてくれます。具体的には、脈を早めて血圧を上げ、血糖を上げて “臨戦態勢”を作ります。副交感神経はリラックス状態を作り、身体を休めたりメンテナンスをしたりする神経です。

過度なストレスは、交感神経を優位にして副交感神経が働く時間を減らしてしまいます。例えば、就寝時間になってもなかなか寝付けないのは、交感神経が優位のままで興奮状態が続いているためです。交感神経ばかりが優位になり副交感神経が十分に働かないと、免疫機能の要である白血球のバランスが崩れ、免疫力が低下してしまいます。

ストレスフルな生活を送っていると、食事や運動にも気を配れなくなってきます。例えば、消化に時間のかかる野菜をあまり食べなくなったり、運動はもちろん日常で身体を動かすこともおっくうになったりします。

このような不摂生や生活習慣の乱れは、さらに免疫力を低下させることに繋がります。

免疫力を維持し膀胱炎にならないためには

このように、ストレスは免疫力に大きく影響するため、ストレスを抱え込まないことは膀胱炎の予防にも繋がります。とくに慢性膀胱炎の人や頻回に膀胱炎になりやすい人は、水分をしっかり摂り、排尿を我慢しないようにしたり、身体を冷やさないようにするといった予防法に加えて、メンタルのケアも心掛けましょう。

例えば、自分なりのストレスの発散法を見つけておくことが大事です。嫌なことがあった日はすぐに寝てしまう、友人や同僚に愚痴を聞いてもらう、好きな音楽を聞く、好きな香りでアロマセラピーをしてリラックスするなど、その日のうちに解消できる方法を探してみてください。

 

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