シミの改善後に効く美白美容液の使い方
レーザーで治療してシミが改善しても、日焼けしたらまたシミが出てきたということは少なくありません。改善できたと思っても継続して集中ケアをしていくようにしましょう。
集中ケアとして使いやすいのが美容液です。美容液は高価なものも多いので、「顔全体に使うのはちょっと贅沢かな」という場合、シミができやすい頬などのポイントだけに使うのもよいでしょう。
美白美容液のおすすめ成分の選び方
美白用美容液は、配合されている美白成分の性質によって作用が異なりますが、大きく分けると、下記のようになります。
- メラニンを作らせないようにする成分
- できたメラニンを角質に蓄積させないようにする成分
- できたメラニンを還元して、色を薄くする成分
メラニンを作らせないようにする成分
最初の「メラニンを作らせないようにするもの」は、紫外線などの刺激がメラノサイトに届いた際に、その情報をさえぎり、メラニンの生成を促進する活性化因子を抑えるものがあります。
成分としてはカモミラET、トラネキサム酸、t-AMCHA(t-シクロアミノ酸)などです。
同様に、メラニンを作らせないようにするものには、チロシンが酵素チロシナーゼによってメラニンになっていく過程をブロックするものがあります。これは比較的種類が多く、ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、プラセンタエキス、トラネキサム酸、油溶性甘草エキス、ビタミンC誘導体などです。
できたメラニンを角質に蓄積させないようにする成分
できたメラニンを角質に蓄積させないようにするものには、D-メラノTMがあります。
できたメラニンを還元して、色を薄くする成分
できたメラニンの還元には、ビタミンC誘導体が効果を発揮します。
肌への効果が高いものは、その分、肌にとっての刺激になる可能性があります。敏感肌の方はパッチテストをしてから本格的に使用することをおすすめします。また、ビタミンC誘導体やハイドロキノンは配合濃度を表示しているものもありますが、濃度が高ければ良いというものではありません。配合量の少ないものから試して皮膚に刺激のないものを選ぶようにしましょう。
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