美肌を作るスキンケアの基本!保湿の重要性
更新日:2017/12/15 公開日:2014/09/01
スキンケアには保湿が大切…なんとなくはわかっていても、実際にその重要性について詳しく理解していない方も多いのではないでしょうか。ここでは、保湿の重要性を肌のしくみとともに解説します。
保湿ケアはスキンケアの基本
保湿はスキンケアの基本とよく言われますが、なぜなのでしょうか?肌がさまざまな原因によりダメージを受けると、水分を受け入れにくい状態になります。しかし保湿ケアを行うことで、肌が柔らかくなり、肌のバリア機能や保持能力を高めることができるのです。
逆に肌の潤いが失われると、肌のバリア機能が低下し、肌トラブルや肌老化の原因になります。
健康な肌の場合、肌の角質には20~30%の水分が含まれています。この水分が20%を切ると肌は乾燥している状態になります。この角質の水分を保ち、肌から水分がなくならないようにするのが保湿ケアです。
美肌の大敵・乾燥肌
乾燥というと冬に起こりがちと考えるかもしれませんが、実は、肌は一年中乾燥の危機に見舞われています。湿度も高く、皮脂の分泌が多い夏でさえ乾燥していることが多いのです。汗でベタベタするからと洗い過ぎてしまったり、逆に湿度が高いため乾燥を感じにくく、お手入れが手抜きになったりする人が増えるからです。
一見肌の表面は潤っているように見える人でも、内側は乾燥している「インナードライ」という状態の人は少なくありません。
また、乾燥が脂性肌を招いてしまっている場合もあります。肌は極端に乾燥すると、肌自身が自ら潤いを生み出そうと、過剰に皮脂を分泌するからです。間違ったお手入れにより「オイリースキンドライ肌(OSD肌)」という状態に陥ってしまっている人も増えているのです。脂性肌の場合でも、保湿は必要です。
保湿ケアで乾燥肌対策を
保湿とは、文字通り湿気を保つことです。つまり、「肌の水分を適度に保つこと」。健康な角質層は20~30%以上の水分を含んでおり、それ以下は乾燥肌、15%以下になるとつっぱり感が出てくると言われています。
角質層の水分を守っているのは、「皮脂」「天然保湿因子」「セラミドなどの角質層にある細胞間脂質」の3つ。これらが互いに助け合って肌の水分を保っているのです。その中でもセラミドは角質層の水分の80%を守る重要な保湿物質。保湿を考える上では、水分や栄養分だけでなく、こうした水分をつなぎとめる成分を補うことが大切なのです。
保湿ケアの基本 関連記事
-
肌の保湿とは?乾燥肌におすすめの化粧品成分とスキンケア対策|正しい保湿の仕方
#美肌 #保湿
-
「肌力」を高める保湿化粧品の正しい選び方
#保湿化粧品
-
肌トラブルを防ぐポイントは角質層にあり!
#肌トラブル
-
潤いを保つ!肌の水分量を上げるスキンケアとは
#肌 #水分量 #上げる
-
肌のキメをふっくら整える正しい保湿ケア
#肌 #キメ
-
女性の肌を綺麗にする方法|美肌を作る3つの秘訣とは
#肌 #きれい
-
肌をきれいにする洗顔&保湿方法と生活習慣
#肌をきれいにする方法
-
肌質別!正しい肌の保湿スキンケア方法
#肌 #保湿
-
かんたんチェック
スマホの使い方でわかる!「健康美人」チェック
-
かんたんチェック
お肌への影響大!腸内環境セルフチェック
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。