美容外科手術において、多くの方が心配になるのが術後の傷跡の心配です。脂肪吸引は美容目的で行うものですから、傷跡が大きく残るようでは施術を受ける意味はありません。しかし、脂肪吸引をするには皮膚を切開する必要があるため、必ず傷跡が残ります。つまり、この傷跡をいかに目立たなくさせるか?ということが大きなポイントになります。。
脂肪吸引後の傷跡は必ず消えるもの?
脂肪吸引をするためには、小さな切開部から機械を挿入しなければなりません。そのため、施術時には必ず傷がつきます。ただし、なるべく傷跡が目立たなくなるように、切開は「皮膚割線(人間の自然なシワの方向)」に沿って小さく行うようにしています。こうすることで、時間の経過と共に周りのシワになじんでいくのです。
また、傷跡をキレイに治すため、切開した部位を縫合する時には真皮縫合と表皮縫合の2層共に丁寧に美しくするよう心がけます。傷跡の大きさは主に5~7mmで、色は術後数か月は赤~茶色ですが、経過と共に白く目立たなくなります。傷跡が「必ず消える」とは言えませんが、特に問題がなければ最後には白い線になるため目立たなくなっていきます。
傷跡をできるだけ目立たないようにする方法とはあ?
傷跡の茶色い期間が普通の人よりも長い場合には、ハイドロキノンなどの美白剤を処方することがあります。可能であれば、術後約3か月ほどは医療用の傷跡保護用テープを使用することをオススメします。これにより、傷跡がよりキレイになるようにケアをします。
傷跡が残る程度は人によって変わる?
傷の治りにも個人差があります。傷跡は施術する医師の技術や方法、受ける人の体質によっても違ってきます。同じ施術でも、効果や傷跡に個人差が出るのはそのためです。
また、皮膚を切開する部位によっても変わってきます。傷口部分の皮膚は他の部位よりも柔らかくなっているため、日常の動作で引っ張られるようなところにあると、皮膚が盛り上がったり伸びたりすることがあるのです。特にお尻や肘など曲げ伸ばしが頻繁な部位では、傷口が盛り上がったりするケースが多いです。
また「ケロイド体質」がある場合には、傷が赤く盛り上がる可能性もゼロではありません。
傷跡の可能性については事前に医師と入念な相談を
傷跡について、施術前に医師よりしっかりと説明を行うのが基本です。傷跡が目立つか、目立たないかも、個人によって感じ方はさまざまであると言えます。傷跡が残る可能性、実際に受けた患者の事例などを参考にするなど、患者が納得したうえで施術を行うので、医師としっかり相談をするようにしましょう。
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