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歯周病が原因の口臭の治療法と対策

更新日:2018/02/19 公開日:2014/09/01

クリニックでの口臭治療の内容

歯周病による出血や膿、細菌は口臭の原因にもなります。歯周病は自然には治りません。ここでは歯周病にならないための毎日のケアの方法、また歯周病になった場合の治療法について解説します。

歯周病が原因の口臭の治療法と対策

虫歯や歯周病は、痛みや歯の劣化だけでなく、口臭にも関わってきます。

臭いの強い食べ物を食べた後の口臭、空腹やストレスによる唾液減少が原因の「生理的口臭」は一時的なものですが、虫歯や歯周病の「病的口臭」は慢性的に続きます。放っておけばよくなるものではありません。

歯茎が赤く腫れてブヨブヨしていたり、歯を磨くとすぐ血が出てしまう、そして口臭も気になっているという方は病的口臭を疑ってみてください。

ここでは歯周病と口臭についての関係と、改善方法をご紹介します。

歯周病の治療方法

歯周病とは、歯と歯茎の間に細菌が溜まり、細菌に感染した歯茎が赤く腫れたり、血や膿が出やすくなる病気です。この血や膿が口臭の原因となっているのです。

歯周病による口臭は、歯周病を治療することで改善します。

歯周病にかかる原因は主に歯の手入れ不足。しかし年齢に関係なく、ブラッシングをはじめとした日々の手入れを欠かさなければ、歯周病は防げる病気なのです。老化とともに歯周病になりやすくなるといわれていますが、それは唾液の分泌量が減って細菌が繁殖しやすくなるからです。

すでにかかってしまった歯周病の治療法は、その進行度によって変わります。

(1)毎日のブラッシング(プラークコントロール)

まだ初期段階の歯周病であれば、正しいブラッシングを毎日行うことで改善を期待できるでしょう。プラーク(歯垢)の量を減らしコントロールすることから、プラークコントロールとも呼ばれます。

(2)歯石を除去する(スケーリング)

ブラッシングで取り除くことができなかったプラーク(歯垢)はしだいに硬くなり、歯石へと変化していきます。歯石の段階となるとブラッシングで取り除くことはなかなかできません。

歯医者で機械を使い、歯石を取ることをスケーリングといいます。歯石には小さな空洞がたくさんあり、そこにまた汚れがたまってしまい、雑菌の増殖へと繋がります。

(3)歯根の表面を滑沢にする(ルートプレーニング)

スケーリングをして歯の表面の歯石を除去してから、さらに歯根の奥の方に汚れがたまっているときには、ルートプレーニングを行います。奥の汚れを除去してから歯根の面をなめらかに仕上げるのです。

歯根の汚れを除去しても、表面がざらついていればまたプラークがついてしまい、根本的な解決になりません。そのため汚れを落とした後に歯根の表面を平らにして、再度プラークが付きにくくするルートプレーニングが効果的なのです。

歯周病の対策方法

歯周病の予防と虫歯の予防は、ほとんど変わりません。

まずは日々のブラッシング。歯ブラシの毛先が、歯と歯茎の間の歯周ポケットに入るように、45度程度に傾けてください。そして一本一本を別々に磨いていくようなイメージで、5mm幅程度で歯ブラシを動かしていきます。

歯と歯の間、そして歯と歯茎の間に歯ブラシが当たっているか、最初は鏡を見て行うのがよいでしょう。

歯石を自分で確認できなくても、定期的に歯医者に通い検診を受けるようにしてください。ブラッシングをしっかりやっていても、やはり磨き残しから歯石はついてしまうものです。

また検診は、どこが磨けていないのか、自分の手の癖の確認にも活用できるでしょう。

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