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糖尿病が原因で口臭が発生する?

更新日:2018/03/06 公開日:2014/09/01

口臭を併発する病気・症状

口臭には、特定の病気が原因となるものがあります。基本的には口腔内疾患が口臭原因となる主な病気ですが、そのほかに糖尿病も挙げられます。ここではドクター監修のもと、糖尿病と口臭の関係、糖尿病の予防や治療法についてご紹介します。

糖尿病が原因で口臭が発生する?

糖尿病とは、遺伝的要因や生活習慣により、体内の糖が上手く代謝されず血糖値が高くなる病気です。それでは、なぜ糖尿病が口臭に繋がるのでしょうか。以下で詳しく解説します。

糖尿病と口臭の関係

(1)糖尿病独特の臭い「アセトン臭」

糖尿病の特徴的な口臭に、果物の腐ったような、甘酸っぱい臭いがあります。これは、アセトン臭と呼ばれる臭いです。

糖尿病になると、血糖を取り込んでエネルギーに変える役割を担うインスリンという物質が不足します。そのため、糖を分解してエネルギーを作りだすことができなくなり、代わりに脂肪やタンパク質を分解してエネルギーを作りだすようになります。

脂肪やタンパク質を分解するときに副産物としてケトン体という物質が生成され、この中にアセトンが含まれます。そのため、口臭や体臭からアセトン臭がするのです。

ダイエットなどで無理のある食事制限を行っている場合など、体内に糖が不足した状態でもアセトン臭がします。そのため、アセトン臭は別名「ダイエット臭」とも呼ばれます。

(2)ドライマウスによる口臭

また、糖尿病になると、唾液の分泌が減り口腔内が乾く口腔乾燥症(ドライマウス)にもなります。口腔内が乾くと血糖値が上昇して細胞よりも血液の浸透圧が高くなるため、細胞内の水分が減少します。そのため、通常時より唾液の分泌が減少し、口の中が乾いた状態になります。口の中が乾くと、細菌が増えて口臭が発生しやすくなります。

糖尿病の予防法と治療法

(1)糖尿病の原因

糖尿病の原因は、主に遺伝的なものと、生活習慣による後天的なものに分けられます。家系的に糖尿病になりやすい遺伝子を保有していると糖尿病になる確率が高くなります。

また、ストレスの高い生活、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、喫煙習慣などの生活習慣も糖尿病になる要因となります。

(2)糖尿病の症状

糖尿病は、体内の糖の代謝がうまくいかないことにより、血糖値上昇をはじめとする諸症状を発症します。かかりはじめは症状を自覚しにくく、頻尿、手足のしびれ、身体のだるさ、のどの渇き、空腹感といった症状が現れたころには病気がかなり進行してしまっている場合が多くあります。

糖尿病にかからないために、また早期発見のために、定期的に健康診断などで血糖値や尿糖値を確認しましょう。

(3)糖尿病の予防法

日々の生活で糖尿病を予防するには、

  • 食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎを控える
  • 食事の味付けは薄味を心がける
  • 食事の時間を規則正しくする
  • 適度に運動する

以上を心がけることが大事です。

(4)糖尿病の治療法

糖尿病にかかった場合の治療法は、一日分の食事を決められたエネルギー量で収める食事療法、適度な運動を行う運動療法、インスリン注射などを行う薬物療法があります。

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