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イオン導入に適したビタミンC誘導体とは?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.10.01
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この記事の監修者
めじろミサクリニック 院長 山川美佐

イオン導入は、エステサロンやクリニックでの施術でも行われ、ホームケアとしても人気のケアです。ビタミンC誘導体をイオン導入することのメリットについて、ドクター監修の記事でお伝えします。

イオン導入

イオン導入とは

イオン導入は皮膚科やエステサロン、ホームエステなどで行われている施術のひとつです。比較的、安価に受けられることもあり美肌に関心がある人はすでに経験されていることも多いでしょう。

イオン導入は、簡単にいうと美容成分を肌の内側に浸透させる施術です。具体的には器機を使って肌に微弱な電流回路を作り、肌のバリア機能を通過させて、有効成分の浸透を促す方法です。

塗布しただけの場合に比べて、30~100倍もの浸透力があると言われ、より成分を肌の奥へと届けることができます。

イオン導入にビタミンC誘導体は最適

イオン導入する成分としてはビタミンC誘導体がよく使われます。理由は、ビタミンC誘導体がイオン導入に適した成分であるということ。

成分によってプラス因子を帯びるか、マイナスになるかは異なるのですが、例えばリン酸型ビタミンC誘導体の場合、マイナスに荷電し、顔の皮膚の電極をマイナスにすることで、マイナス同士で反発しあい、電極から遠ざかろうとして、肌の内部に浸透していくといった仕組みになっています。

また、ビタミンC誘導体以外では、ビタミンA、トラネキサム酸、プラセンタなどもイオン導入に使われます。

ビタミンC誘導体をイオン導入することで期待できる効果

ビタミンC誘導体が肌の真皮まで届くことで、コラーゲンの生成を促し、シワやたるみの改善の効果や、毛穴の引き締めやニキビ痕の改善、メラニンの還元、エイジングケアなども期待できます。

ただし、どんなに良いお手入れでも過剰に行うのは逆効果。皮膚科でのケアは週に1回ぐらいを推奨されていることが多いようです。家庭用に市販されているイオン導入器は、クリニックで扱う機器よりも力が弱いので、1日1回ぐらいは問題ないかもしれません。

肌が弱い方は、トラブルを起こさないよう、肌のコンディションに注意しながらお手入れしてください。濃度が濃すぎると、成分が刺激になる可能性があります。

家でイオン導入を行う際は、まずクレンジングや洗顔をしっかりと行い、肌の汚れや古い角質をきちんと落としてからお手入れしましょう。油溶性のものはイオン化されにくいので、水溶性ビタミンC誘導体配合化粧水などを使いましょう。

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