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美しいママになる産後のボディケア

更新日:2016.12.09
公開日:2014.10.01
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

妊娠・出産を経験したボディを元に戻すにはどのようなケアが効果的なのでしょう。産後の体型崩れの特徴とボディケア方法について、ドクター監修の記事でお伝えします。オススメの骨盤体操やバストアップ運動の方法も紹介します。

美しいママになる産後のボディケア

妊娠・出産を経験すると体型の崩れが心配ですが、産後にきちんとボディケアをすることで元の体型に戻すことができます。

産後のボディはどう変化している?

出産を終えた女性の身体には、次のような変化が起こります。

・体重の増加

女性ホルモンの増加により妊娠中に脂肪が蓄積されますが、産後2週間ほどで妊娠前の状態に戻ると言われています。しかし、妊娠中に必要以上に太ってしまうと体質や食生活が変わってしまうこともあり、産後しばらくしても体重が元に戻らないという方も多くいます。

・骨盤のゆるみ

出産時は骨盤が一度ゆるんで広がり、産後にゆっくり閉じて元に戻るのですが、このときに無理して動いたり重いものを持ち上げたり、足を組んだりすると骨盤がゆがんでしまいます。このゆがみは血行を阻害して肥満を引き起こしたり、腰痛や背中の痛みの原因にもなります。

・バストの崩れ

母乳を作るため乳腺が発達したバストは、妊娠前と比べて3倍以上の重さになっています。卒乳すると乳腺が退化して元の大きさに戻りますが、急激な変化によりバストの形を保っているクーパー靭帯や皮膚が伸びてしまい、しぼみや垂れに繋がります。

ボディケアの方法とは?

産後は無理なダイエットをしないで、じっくりと時間をかけて妊娠前の身体に戻していくことが大切です。

骨盤サポートベルトやガードルを使う

骨盤のゆがみを防ぐために、骨盤サポートベルトを使う方法があります。腹部には負担をかけずに骨盤の後ろ下方からしっかりと支えることができるので、骨盤がゆがむのを抑えることができます。

また、検診などで子宮の大きさが戻ったことを確認したら、下半身を引き締めるためのガードルを着用しても良いでしょう。急激に締めつけたりせずに、こまめにサイズを変えるなど徐々に補正するのがポイントです。最近は、ガードルと骨盤サポートが一体化した製品も売られています。

バストサイズに合わせてブラジャーを替える

妊娠して大きくなったバストは赤ちゃんが卒乳すると元のサイズに戻りますが、変化するバストのサイズに合わせてブラジャーを買い替えることでバストラインの崩れを防ぐことができます。サイズの合わないブラジャーは、バストの形を崩してしまい逆効果です。

骨盤体操のやり方

・ゆがみを治す!骨盤矯正スクワット

がに股になるようにひざを外側に向けて肩幅に足を開いて立ち、両手は腰に置きます。背筋を伸ばして息を吐きながら、腰をできるだけ下げます。次に息を吸いながら腰をゆっくりと上げ、最後はつま先立ちになります。かかとを着地してワンセット。これを10回繰り返します。

・骨盤周りの筋肉をゆるめる!骨盤回しエクササイズ

足を肩幅に開いて立ち、両手は腰の位置に。フラフープをイメージしながら、腰をゆっくりと右に30回まわしましょう。左も同様にまわします。朝と晩に行うと効果的です。

バストアップ運動のやり方

・大胸筋を鍛える!バストアップエクササイズ

背筋を伸ばして椅子に腰掛けます。両手の平を胸の前で合わせて、ひじや手首の角度は90度に。息を吐きながら手の平を押し合い、息を吸いながら力をゆるめてワンセットです。これを15回ほど繰り返します。

妊娠・出産によって負荷がかかったボディをしっかりケアして出産前のボディを取り戻しましょう。栄養バランスの整った食事で身体の内側からケアすることも大切です。

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