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PMS(生理・月経前症候群)・PMDDの治療方法

更新日:2018/03/09 公開日:2014/10/06

PMS・PMDDの改善方法・対処法

生理の前になると現れるPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)を治すには、どんな治療法があるでしょうか。婦人科や心療内科での治療法や、漢方薬、栄養療法などについてドクター監修の記事でお伝えします。

PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の治療方法はさまざまありますがそれぞれ特徴が違います。一般的な婦人科や心療内科で行われる現代西洋医学の治療は、低用量ピルや精神薬などの薬物療法が中心です。そして漢方薬を使った治療も昔から行われていますが、最近ではPMSやPMDDの原因から治療する栄養療法といった治療法もあります。なるべく薬を飲みたくない!とか、PMSから根本的にさよならしたい!などでは、漢方薬での治療や、栄養療法がオススメです。それぞれの治療法の特徴について、具体的にご紹介します。

婦人科や心療内科(現代西洋医学)のPMS・PMDD治療方法

現代西洋医学の治療法は薬物療法が中心であり、婦人科では低用量ピル、心療内科や精神科では抗うつ薬、精神安定剤などの精神薬が処方されます。低用量ピルは、排卵を一時的にストップさせ、卵巣から分泌される女性ホルモンの分泌量を低下させる働きを利用した治療法です。

西洋医学による投薬治療の問題点

低用量ピルの処方に加えて、PMSやPMDDの精神的症状が強い場合は精神安定剤や抗うつ剤などの精神薬が処方されます。お薬を飲むと即効性があり手軽ですが、ツライ症状を根本的に解決してくれるわけでは無いので、心配だと感じる方も少なくありません。そのうえ、低用量ピルや精神薬に関しては副作用が強くあらわれる場合も実際には多く、なるべくなら薬を飲まずに安全にPMSやPMDD症状の治療したいという女性が多いのです。

PMSやPMDDを代替医療で治す治療方法

PMSやPMDDを、漢方薬や栄養療法を用いて治療をするクリニックがあります。薬を使わないので副作用の心配がなく、PMSやPMDD症状の原因から治療をしてくれるのが大きな特徴です。

漢方薬をつかった治療

東洋医学においては、「気・血・水(き、けつ、すい)」のバランスが乱れていると心や体に不調があらわれるという考えです。特にPMSやPMDDの症状は、血のアンバランス状態であるとされます。一人ひとりの体質にピッタリ合った漢方薬が処方されると、症状がよくなっていくことを実感できるでしょう。自分に合った漢方薬の先生を見つけることも、大切です。ただ、PMS症状が強かったりPMDD症状の場合では、漢方薬だけでは十分な改善には至らないケースもあります。

ビタミン、ミネラルなどのサプリメントで治療する栄養療法を行うクリニック

PMSやPMDD症状を引き起こす原因の多くが、隠れ貧血(=潜在性鉄欠乏性貧血または貧血)と機能性低血糖症が関係していることが分かっています。

食べ物に含まれる鉄分の減少や、加工食品の増加などにより、昭和50年以降から食事からの鉄分の摂取量が急激に減少している事が指摘されており、現代の日本人女性の二人に一人は貧血だといわれています。そのため月経のある女性では、意識して鉄不足にならないような食生活をしていない限り、普通の食生活では鉄不足に陥ってしまうのです。PMSやPMDD症状に悩む女性が増えているのも、当然ですね。

そのためPMSやPMDD治療には、鉄などのミネラルやビタミンを処方する栄養療法が、非常に有効なのです。治療用のサプリメントを使うので、副作用の心配がないのが特徴です。一般的な婦人科では調べない血液検査をおこなって「隠れ貧血(=潜在性鉄欠乏性貧血)」の有無を調べ、ヘム鉄などのサプリメントの処方をしてくれます。隠れ貧血が強いと、将来不妊症になる可能性があります。

また、炭水化物など血糖値を急上昇させる高GI値食を日常的にたくさん摂取する食生活を続けたり、ストレスを抱える生活が続くと、機能性低血糖症を起こしてしまうため、食事療法を取り入れる治療法も有効です。

ヘム鉄の補給を中心とした栄養療法や食事療法により、長年苦しんでいたつらい症状が最初の生理からスッキリしたり、数か月で解放された例が多数報告されていることから、PMSやPMDDの原因が隠れ貧血や機能性低血糖症であることがわかります。大切な女性の体は、薬に頼るのではなく、根本的な解決が必要です。

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