ムダ毛の処理は、処理の仕方により脱毛と除毛、処理の方法により自己処理とサロンやクリニックでの脱毛と分けられます。ここでは、脱毛にスポットをあて、自己処理とプロの手による方法と注意点についてご紹介していきます。
自宅での脱毛方法
基本的に自宅で脱毛する際の方法としては、次のようなものが挙げられます。
- 毛抜きで1本1本引き抜く
- 脱毛テープを使用
- 脱毛ワックスを使用
- 家庭用電気脱毛器を使用
自宅での脱毛は、毛を毛根から引き抜くため、剃ったり切ったりするよりも毛の再生スピードが遅くなります。また、手軽にできることや、クリニックやサロンでの施術よりもコストが安いというメリットもあります。
しかし、それ以上に肌への負担が大きく、肌トラブルへと発展しやすいという問題があるのも事実です。
自宅での脱毛による主な肌トラブルには、以下のものが挙げられます。
- 毛穴が開き、とり皮のようなブツブツ肌になってしまう
- 毛穴から菌が入って、炎症や化膿を引き起こす
- 埋没毛(皮膚の中で毛が育ってしまう状態)になりやすく、それを無理やり引き抜くと赤く腫れてカサブタができてしまう
- 脱毛テープやワックスは肌に強い刺激を与えるため、肌が弱いとかぶれたり赤く腫れたりしてしまう
自宅で脱毛する際は、肌へ極力負担をかけないよう、脱毛前後に十分なケアを行うことが大切です。
施設での脱毛方法
昔に比べて価格が安くなったり、施術を受けられる施設が増えたりしたことで、サロンやクリニックで脱毛を行う方が増えてきました。では、実際にサロンやクリニックではどのような方法で脱毛を行っているのでしょうか?主な方法をご紹介しましょう。
レーザー脱毛
肌表面にレーザー光を当てて毛根を破壊する方法です。施術時間が短く、毛穴もキレイな状態を保てます。しかし、休止期に入った毛にはレーザーの効果がないため、毛のサイクルに合わせて何度か施術を受ける必要があります。
ニードル(針)脱毛
細い針を毛穴に挿入して通電し、毛根を破壊する方法です。1本ずつ確実に脱毛処理を行うため、永久脱毛の効果が非常に高いのが特徴です。しかし、1本1本処理をするため、長い時間とコストがかかります。
光脱毛
いろんな波長を持つ光を当てて毛根を破壊する方法です。他の施術よりも痛みが少なく、短時間でできるのがメリットと言えます。価格も安いですが、人によって効果を感じられるまでの時間が異なるため、何度も施術を受ける必要があります。
この他にも、ブラジリアンワックス脱毛、フィトエピラシオン脱毛、シルキー脱毛など、さまざまな脱毛方法があります。
施設の増加により、プロによる脱毛を手軽に行えるようになりましたが、それにともない、施術中に肌が荒れた、効果が出ないなど、トラブルも少なからず起こっています。
失敗を防ぐためにも、必ず信頼のおける施設を選び、施術前には十分なカウンセリングを受けるようにしましょう。
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