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水虫のかゆみの原因と正しいケア方法

更新日:2017/02/09 公開日:2014/10/01

足の水虫の基本的な治し方

水虫の代表的な症状でもあるかゆみ。我慢できないほどのひどいかゆみが発生することもありますが、患部を掻くことで症状が悪化する可能性があります。水虫によるかゆみは、どのようにケアするべきなのでしょうか。

かゆみ

水虫の初期症状として「かゆみ」が挙げられます。このかゆみを水虫菌の繁殖によるものだと思う方も多くいますが、実はこれは間違った認識。では、このかゆみはなぜ引き起こされるのでしょう。

“かゆみ”は水虫と戦う免疫機能の働き

人間には、外部からウイルスや細菌などの異物が侵入した際にその外敵を攻撃する免疫機能が備わっています。この免疫機能は、水虫菌にも反応します。水虫菌が角質層の奥深くまで侵入すると、免疫が菌を追い出そうと攻撃します。この免疫の活動がかゆみという反応として現れるのです。水虫菌である白癬菌(はくせんきん)自体がかゆいのではありません。

かゆみは水虫の初期症状です。この初期段階に病院で適切な治療を受けることで、早期に完治させることが可能です。初期症状は2~3年続きますが、この期間に治療せず放置しておくと白癬菌の感染範囲が広がり、爪にまで感染してしまう恐れがあります。

末期になると、皮膚が菌と共存して免疫反応すら起こらなくなります。そうなると完治までに何年も必要となってくるため、かゆみを感じた段階でできるだけ早めに受診することをオススメします。

かゆみを緩和させるためのケア方法

かゆみは感じるけど、なかなか病院に行く時間がない…そんな時は、どのようなケアをするべきなのでしょうか。

掻くことは厳禁

角層はデリケートです。掻けば掻くほどひどく傷つき、菌の侵入をたやすくしてしまい、感染症を引き起こしてしまいます。掻くことでヒスタミン(かゆみの原因物質)が放出され、また掻く。この繰り返しで皮膚の炎症ダメージが大きくなりますので、掻くことは我慢しましょう。

市販薬で抑える

病院に行く前の応急処置として、炎症が起こっている患部に市販薬を使うことで、かゆみを多少でも抑えておくことができます。かゆみは温度が上がると症状が強くなりやすいので、冷却効果のあるスプレータイプの薬も有効です。

お風呂の温度を下げる

神経に刺激を与えないようにするために、入浴は38度ほどのぬるめのシャワーや湯船とし、長時間浸かることも避けましょう。

大切なのは早期の治療

水虫の初期症状が出るのは免疫が機能している証拠。2~3年の早いうちに手を打っておかないと、感染範囲がどんどん広がってしまいます。

完治させるには病院での治療が一番

自己判断、自己治療が水虫の完治を妨げることもあります。本気で完治を目指すのであれば、できるだけ早く医師の治療を受けるようにしましょう。病院では、ヒスタミンというかゆみを伝達する原因物質を抑える薬を医師に処方してもらうこともできます。

治療で一番大切なのは続けることです。少し良くなったからといって途中でやめてしまわず、医師に完治を告げられるまで根気よく治療を続けましょう。水虫は、一見完治したようにみえても、角質の内部にまだ菌が残っていることがあります。完治することが目的ですので、医師の指示に従うようにしましょう。

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