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水虫の水泡(水ぶくれ)は潰してもいい?

更新日:2018/09/03 公開日:2014/10/01

水虫の豆知識

水虫の種類によっては、患部に水泡ができてしまうものがあります。つい潰してしまいたくなりますが、水虫の水泡は潰しても良いのでしょうか。水泡のできる水虫について、ドクター監修のもと説明します。

水泡

水虫にはいくつか種類があります。強いかゆみを伴うものもあれば、そうでないものも。この記事では水泡を伴う水虫について説明します。

水泡ができる水虫とは

水ぶくれのできる水虫は、小水泡(しょうすいほう)型水虫と呼ばれています。水虫の多くは、趾間(しかん)型水虫と呼ばれるものと、小水泡型水虫です。この2つは、同時にできることもあります。

趾間型水虫は足の指の間(特に中指と薬指の間)などに多く見られ、赤くてジュクジュクしているのが特徴です。小水泡型水虫は土踏まずや足の側面、かかと周辺にできます。そして、とても強い痒みを伴うのが特徴です。

はじめは赤く小さなポツポツとしたようなものができ、日が経つごとに周辺が赤くなったり皮膚が乾燥してきたりします。それらの水泡の中には、次第に小豆大まで大きくなるものもあります。

※小水泡型水虫とよく似ている病気のひとつに「掌蹠膿疱症」があります。詳しくは 『こんな症状があったら掌蹠膿疱症かも』(教えてドクター!掌蹠膿疱症お悩みホットライン)をご覧ください。

水虫の水泡は潰してもいい?

できてしまった水泡、特に大きくなってしまったものは気になります。水虫の水泡は自分で潰してしまってもよいものでしょうか。

感染悪化の可能性があるため原則潰さない

基本的には水虫の水泡を自分で潰すことは、オススメしません。実際水泡のなかには水虫の原因菌はいないとされていますが、安易に潰してしまうことで、ただでさえ弱っている肌なので、あいた穴から細菌に感染するなどの可能性があります。

水虫ができてしまっている皮膚の部分は、防御機能も弱まってしまっており雑菌等が侵入しやすい状態になっています。水泡を潰すということは、そこに穴をあけるということです。二次感染になり、さらなる炎症の悪化を招く可能性がありますから、自分で水泡を潰すことは止めた方がよいでしょう。特に、手や爪などの雑菌が多くいる部分で水泡を潰すようなことは決してしないようにしてください。

不安な場合は皮膚科へ受診する

原則、水虫の水泡は自分で潰してはいけません。しかし、水泡が小さい豆程度までに大きくなってしまった場合は、潰したほうが良いです。

水泡が大きくなってしまっている場合、白癬菌が増殖してしまっている可能性があります。あまりにも白癬菌が増殖した状態を放置していると、アレルギー等他の疾患を起こしかねないため、潰してもよいでしょう。

水泡を潰す時は、きちんと患部を消毒してから、消毒済みの針で1か所穴を開けます。その後、再び患部を消毒してからガーゼを当てます。ガーゼは、必ず毎日交換しましょう。

ただ、潰したい水泡が必ず水虫による水泡かどうかは自分の判断だけでは難しいものがあります。水虫の水泡であれば良いのですが、他の原因による水泡である場合は、さらに症状を悪化させてしまう危険性があります。気になる場合や潰したいと思ったら、かかりつけのドクターの診断のもと、病院で処置をしてもらうことをオススメします。

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