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高血圧とは

更新日:2018/05/11 公開日:2014/09/26

高血圧の原因

「高血圧は体に悪い」という話をよく耳にしますが、血圧には、「上」や「下」があったりして、なんだかややこしいですね。そこで今回は、血圧についてわかりやすく解説した上で、どこからが高血圧になるのか、その診断基準をご紹介していきます。

血圧って何?

心臓は、休むことなく、ポンプのように収縮と拡張を繰り返すことで、血液を血管に送り出しています。心臓から送り出された血液は、まず動脈を通って、全身の細胞に栄養や酸素を届け、次に、静脈を通って、全身の老廃物を回収し、再び心臓に戻ってきます。

このように血管の中を血液が通るときに、流れる血液によって、血管の壁にかかる圧力を「血圧」といいます。

血圧はどんなときに高くなるの?

血圧の高さを決める要因は2つあります。1つは、心臓から送り出される血液の量(心拍出量)。たとえば、激しい運動をしているときは、筋肉がたくさんの酸素を必要とするので、心臓から送り出される血液の量が増えて、血圧が高くなります。

もう1つは、血管の抵抗。気温が寒いときやストレスを感じたときは、血管が収縮するので、血液が流れにくくなり、強い力が必要になって、血圧が上昇します。

このように血圧は、日常のちょっとしたことでも、すぐに高くなります。しかし、一時的な血圧の上昇は、高血圧ではありません。高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態になることをいうのです。

血圧の上とか下って何?

血圧というと、「上がいくつで、下がいくつ」というような言い方をよくしますね。「上」というのは、心臓がギュッと収縮して、血液を大動脈に送り出すときの血圧のこと。これを「収縮期血圧(最高血圧)」といい、血圧は、このときに一番高くなります。

そして「下」というのは、収縮した後に心臓がひろがって(拡張して)、血液を吸い込むときの血圧のこと。これを「拡張期血圧(最低血圧)」といい、血圧は、このときに一番低くなります。

どこからが高血圧?

日本では「日本高血圧学会(JSH)」によって、日本人の体やライフスタイルに合わせて定められた高血圧の診断基準があります。それによると、収縮期血圧が140mmHg以上、もしくは拡張期血圧が90 mmHg以上の場合を高血圧としています。

ただし、収縮期血圧が140mmHg以下、拡張期血圧が90 mmHg以下であれば、安心かというとそうではありません。正常といわれる血圧(正常血圧)は、収縮期血圧が120〜129mmHg、拡張期血圧が80〜84 mmHgです。

さらに理想とされる血圧(至適血圧)は、収縮期血圧が120mmHg未満、拡張期血圧が80 mmHg未満です。収縮期血圧が130mmHg以上、拡張期血圧が85 mmHg以上ある人は、油断しないようにしましょう。

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