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高血圧の治療の基本とは

更新日:2017/12/12 公開日:2014/09/30

高血圧の予防・改善方法

高血圧の治療は、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」という3つの方法を組み合わせて行っていきます。そこで、それぞれの治療法でどんなことを行っていくのかをご紹介していきます。

食事療法

高血圧は、それだけでは、とくにこれとった自覚症状がありませんが、放っておくと動脈硬化を促進させ、脳や心臓、腎臓などに深刻な合併症を引き起こします。そのため、高血圧の治療は、血圧を下げることそのものではなく、将来的に合併症を予防することを目的として行われます。

高血圧には、食生活や生活習慣の乱れがなど大きく関わっているので、「食事療法」や「運動療法」で、生活改善していくことが治療の基本となります。

食事療法の中で、とくに重視されるのは、塩分の摂取量を減らすことです。日本高血圧学会が定めた「高血圧ガイドライン」では、高血圧の人が目標とする1日の塩分摂取量は、1日6g未満とされています。

またその他にも、塩分を排泄する作用がある「カリウム」を多く含む野菜や果物の積極的な摂取、適正体重の維持、アルコールの摂取制限などを医師の指導に従って行っていきます。

体重コントロールを考えると和食になりがちですが、和食は特に、砂糖、塩分が多いので注意が必要です。食事がマンネリ化して、食事療法が長続きしない方も見られるので、だし、スパイスなどを加えて、味にメリハリをつけてください。

運動療法

運動療法では、メディカルチェックを受けた上で、医師の指導に基づいて、ウォーキングなどの有酸素運動を日々の生活の中に取り入れていきます。運動の量は、1週間に3~5日、30分以上の運動を目標とします。

ただし、一度に続けて行わなくても、10分以上の運動であれば、合計して1日30分以上としてもかまいません。

運動をすると、余計に血圧が上がるのではないかと考える人もいるかもしれません。でも、うっすらと汗ばむ程度の適度の有酸素運動を続けていると、普段の血圧が下がっていきます。

ただし、瞬間的に筋肉を使い、息を止めて一気に力を出すような運動(無酸素運動)をすると、一気に血圧が上昇するので、高血圧の人には逆効果です。強い筋力トレーニングや短距離走などがこれにあたります。

薬物療法

食事療法や運動療法を行っても、血圧のコントロールがうまくいかなかったり、重症の高血圧で、ほかの病気を合併していたりする場合は、薬物療法も合わせて行っていきます。高血圧の薬物療法では、「降圧剤」という血圧を下げる薬を用いて行われます。

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