セルライトやたるみの原因にもなるむくみだからこそ、手軽に取れるお茶などで素早くケアしたいものです。

むくみを改善するお茶

むくみが気になるときは体内に滞った水分を排出させるために利尿作用の高い飲み物を摂りましょう。また、むくみの原因のひとつに、塩分の摂りすぎがあります。塩分の過剰摂取により体内のナトリウムの濃度が上がると、体はその濃度を低くするために水分を溜め込み、結果むくみが生じます。そのようなときは、体内の塩分を調整し水分量をコントロールする働きのある「カリウム」を豊富に含んだ飲み物がおすすめです。

はと麦茶

はと麦の果肉であるヨクイニンには新陳代謝を高め、体の余分な水分の排出する効果があります。利尿作用もあり、むくみの気になる方におすすめです。

黒豆茶

黒豆には、必要な場所に水分を運ぶほか、利尿作用を高めて余分な水分を排出する働きがあるとされています。イソフラボンやアントシアニンなど美容によい成分も含まれています。

とうもろこしのヒゲ茶

とうもろこしのヒゲとは、いわゆるとうもろこしのめしべのことを言い、漢方にもとり入れられています。利尿作用があるうえ、カリウムの量が豊富で、その量はカリウムの多い食材として有名なスイカの約50倍といわれています。

よもぎ茶

よもぎの効果のひとつに、血液の循環を促す作用があります。リンパの流れや血行をよくし、むくみの原因にもなる冷えを防ぎます。

ルイボスティー

アフリカ原産のマメ科の植物であるルイボスの葉を使って作られたお茶です。利尿作用があるほか、強い抗酸化物質を含んでいるのでアンチエイジングなどの美容にも効果が期待できます。

ゴボウ茶

リンやカリウムが豊富。また、利尿作用のあるサポニンも豊富に含まれています。

ジンジャーティー

しょうがは体を温める作用があるほか、血流を促すので、冷えも改善できむくみの予防に繋がります。

どくだみ茶

どくだみ茶には、水毒を除くほかにも、便通を穏やかに促す効果も期待できます。

お茶を飲むときのポイント

これらのお茶は、ぜひ温かいうちに飲みましょう。冷たい飲み物は、水分の排出をつかさどる腎臓をはじめ、内臓の負担になりますので注意してください。

持ち運んで外出先でも飲む場合は、保温機能のあるポットなどを活用しましょう。